<落石ネイチャークルーズAM便> Byイーグル
今日は2名様のご乗船。とても熱心な野鳥カメラマンのご夫婦のお客様でした。
天気は快晴。視程も抜群で、根室半島の反対側(オホーツク海側)にある国後島の「ラウス山」が船上からはっきり見えるほどでした。
海鳥は少なめでしたが、今日はいつもより貴重なものが次々と現れてくれ、非常に内容の濃いクルーズとなりました。
特にまた「ツノメドリ(若鳥!)」が出てくれました。しかも距離は最短5m。5分間程度ずっと船べりから離れる様子はありませんでした。時期的にエトピリカは繁殖を終え、今までの定番の海域には居なくなりつつあります。今日もエトピリカの成鳥の姿はありませんでした。
ただ、エトピリカを一度ご覧になっているお客様でしたので、ツノメドリの出現に大変ご満足のご様子でした。おまけにその後、モユルリ島付近で、3年目とみられるエトピリカも現れました。この個体は、顔の半分がまだ白くなっておらず、3年目の若鳥とみられます。ぱっと見たところ「変な顔!」という感じで、まるで、お猿さんのような印象のエトピリカでした。
その他、今日はチシマ型ウミバト(C.c.snowi)の数が激増。最終的には11羽を数えました。
ヒレアシシギ2種・オオミズナギドリはそれぞれ200羽以上いました。
少数ですが、アカエリヒレアシシギ・ハイイロヒレアシシギ・ハシボソミズナギドリなども見かけました。
【確認種】
オオミズナギドリ(100+)
ハシボソミズナギドリ(3+)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(2)
ハイイロヒレアシシギ・アカエリヒレアシシギ(200+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミバト(チシマ型夏羽・中間羽=11羽)
ケイマフリ(50+)
ウトウ(10+)
ツノメドリ(若鳥1)
エトピリカ(若鳥1) *3年目の非繁殖個体と思われます。
**ラッコ(1)
オオミズナギドリ
Streaked Shearwater
背景は根室半島内の航空自衛隊レーダー基地です。
Horned Puffin
若鳥。
ツノメドリ
Horned Puffin
若鳥。久々に出ました。
エトピリカ
Tufted Puffin
3年目の若鳥と思われます。
まるでお猿さんみたい。
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