【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2014年3月3日月曜日

落石ネイチャークルーズ303,077

2014年3月3日(月)
<落石ネイチャークルーズPM便> By イーグル
 今日は当初運航予定日ではありませんでしたが、本当に熱心なお客様がおひとりで3人分の料金を支払われ、貸切状態での運航となりました。コウミスズメとウミバトをどうしても近くでご覧になりたいという事でした。また、カメラはお持ちではなく、双眼鏡1本でさっそうと観察される様が、非常に格好良かった。撮影が全盛の中、観察と言うバードウォッチングの基本に忠実なお客様。自然に解説の言葉にも力が入りました。
 とはいえ、凡人の野鳥報道カメラマンの私は、Canon PowerShot SX50HSで最短5mの至近距離でコウミスズメの撮影に成功致しました。近すぎてピンボケですが。
 今日もウミバトは9羽も出てくれました。チシマ型が7羽と圧倒的に優勢なのですが、アリューシャン型やカムチャッカ型も各1羽確認出来ました。
 ケイマフリは数が多くて、途中でカウントを止めてしまいました。すっかり全身真っ黒の繁殖羽の個体からまだ完全な非繁殖羽の個体が混在しており、ケイマフリの換羽のスピードの個体差にはいつも驚かされます。
 チシマウガラス(2)が海面に浮いていましたが、エトロフウミスズメやアメリカ・ビロキンは今日は確認できませんでした。
≪確認種≫
オジロワシ(2)
オオワシ(3)
ヒメウ
チシマウガラス(2)
オオハクチョウ(3)
シノリガモ
スズガモ
クロガモ
ホオジロガモ
コオリガモ
ウミアイサ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ケイマフリ
ウミバト(9) *snowi 7   kaiurka 1   columba 1
コウミスズメ(150+)  *最短3mで観察出来ました。

今日の船長さんは昆布盛のベテラン漁師坂井さんでした。

コウミスズメ

コウミスズメ。5m。

コウミスズメ

コウミスズメ



同下。チシマではないのだろうか?
 

翼下面には薄いが白線がある。カムチャッカ?

ケイマフリ。もうすっかり繁殖羽になっている。

翼下面は一様に暗色。アリューシャン。

同上

同上

同上

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