2016年11月19日(土)
<落石ネイチャークルーズAM便> Byイーグル
本当に久しぶりの落石ネイチャークルーズ乗船ガイドでした。
快晴。気温も+9℃と、海上でも温かさを感じるような穏やかな天気でした。
うねりが少し残っていましたが、観察に支障がある様な波ではありませんでした。
今日のお客様は、海鳥に加え、ラッコに強い興味をお持ちで、何とかラッコを観察・撮影したいとのご要望でした。落石ネイチャークルーズのラッコとの遭遇率は、たぶん日本一。5回乗れば3回はラッコの姿を見ることが出来ます。ただ、相手は純粋天然もののラッコです。正直、島に行ってみないとわからない状況でした。
モユルリ島の南側の浅瀬。いました!いました! 立派なラッコが1頭。海上で寝そべっるようにプカプカ。船が近づいても、あまり気にしていない様子。最短10mくらいの距離でじっくり観察することが出来ました。
お客様は大喜び。想像を上回る近さと撮影の容易さに、非常に感動されていました。
よかった!よかった!
その他、コオリガモ、アビ類、アカアシミズナギドリ、ハシブトウミガラス、ウミスズメ、ケイマフリやウミバトなども次々に現れてくれ、船内は大いに盛り上がりました。
海鳥の方も、いよいよ冬のベスト・シーズン開幕です。
【観察種】
オオハム(1) Black-throated Diver (Arctic Loon)
シロエリオオハム(20+) Pacific Diver/Loom
ミミカイツブリ(1) Slavonian Grebe
アカエリカイツブリ(2) Red-necked Grebe
ハイイロミズナギドリ(2) Sooty Shearwater
アカアシミズナギドリ(5+) Flesh-footed Shearwater
ウミウ Temminck’s Cormorant
ヒメウ Pelagic Cormorant
スズガモ Greater Scaup
クロガモ (30+) Black Scoter
シノリガモ (100+) Harlequin Duck
コオリガモ(3) Long-tailed Duck
ホオジロガモ Common Goldeneye
ウミアイサ Red-breasted Merganser
オジロワシ(1) White-tailed Sea Eagle
ウミネコ Black-tailed Gull
カモメ Common Gull
オオセグロカモメ Slaty-backed Gull
ワシカモメ Glaucous-winged Gull
シロカモメ Gloucous Gull
ミツユビカモメ Black-legged Kittiwake
ハシブトウミガラス(冬1) Brunnich's Guillemot
ウミバト( チシマ型=冬1) Pigeon Guillemot
ケイマフリ(冬2) Spectacled Guillemot
ウミスズメ(15+) Ancient Murrelet
ウトウ(冬10+) Rhinoceros Auklet
ハクセキレイ White Wagtail
コオリガモ
Long-tailed Duck
ウミスズメ
Ancient Murrelet
ハシブトウミガラス
Brunnich's Guillemot
ウミバト
Pigeon Guillemot
*チシマ型冬羽
*体は小さめ。下クチバシが上に反って見える。クチバシも短め。
ラッコ
Sea Otter
ラッコ
ラッコ
ラッコ
クロガモ
Black Scoter
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