2016年11月15日(火)
<北太平洋シーサイドライン+霧多布島>
今日も太平洋岸をチェックしてきました。
猛禽類の数が増えているのが特徴的でした。
オジロワシ・トビは当然よく見かけますが、オオワシが急増しているのがうれしい。1年でも道東が最高に輝く冬季が近づきつつあることが実感できる毎日です。本当に毎日ワクワクしています。
また、今年はノスリがやけに目立ちます。道路際の電柱の上に沢山のノスリを見かけます。
私はまだケアシノスリは見かけていませんが、これも時間の問題でしょう。
今日はその他チョウゲンボウやハヤブサの姿も見かけました。
海鳥の方も徐々に冬の様相を呈してきています。ケイマフリ・ウミバト・ウミスズメ・ウミガラス・ワシカモメ・シロカモメの数が急に増えてきました。クロガモ・シノリガモ・ウミアイサなどもだんだん増えています。いつも一番最後に帰って来るコオリガモの姿はまだ見かけませんが、12月に入れば至る所で当たり前に見られる鳥になってくると思われます。
また、一番関心を持ってチェックしているのは、「チシマシギ」の越冬個体の到着です。
例年11月20日前後に到来し、春まで根室半島の「温根元漁港」周辺で越冬します。日本で定期的に観察できる唯一の場所です。確認でき次第、本ブログでご紹介したいと思います。
<確認種>
【観察種】
アビ Red-throated Diver/Loon
アカエリカイツブリ Red-necked Grebe
オオハム Black-throated Diver (Arctic Loon)
シロエリオオハム Pacific Diver/Loom
ウミウ Temminck’s Cormorant
ヒメウ Pelagic Cormorant
アカエリカイツブリ Red-necked Grebe
トビ Black-eared Kite
ノスリ Easetern Buzzard
オオワシ Steller’s Sea Eagle
オジロワシ White-tailed Sea Eagle
アオサギ Grey Heron
オオセグロカモメ Slaty-backed Gull
ウミネコ Black-tailed Gull
ワシカモメ Glaucous-winged Gull
シロカモメ Gloucous Gull
ユリカモメ Black-headed Gull
ミツユビカモメ Black-legged Kittiwake
オオハクチョウ Whooper Swan
マガモ Mallard
オナガガモ Northern Pintail
ヒドリガモ Eurasian Wigeon
コガモ Eurasian Teal
ハシビロガモ Northern Shoveler
スズガモ Greater Scaup
キンクロハジロ Tufted Duck
ウミアイサ Red-breasted Merganser
カワアイサ Goosander
ホオジロガモ Common Goldeneye
シノリガモ Harlequin Duck
ハシブトガラ Marsh Tit
シジュウカラ Eastern Great Tit
ヒガラ Coal Tit
ゴジュウカラ Eurasian Nuthatch
ハクセキレイ White Wagtail
スズメ Eurasian Tree Sparrow
ミヤマカケス Eurasian Jay
ヒヨドリ Brown-eared Bulbul
ハシブトガラス Large-billed Crow
ハシボソガラス Carrion Crow
ホオジロガモ
Common Goldeneye
オジロワシ
White-tailed Sea Eagle
*車の中から撮影できます。
オオワシ
Steller's Sea Eagle
*急増中です。
毎年この時期、「草原のオオワシ」を観察できます。
シロカモメ
Gloucous Gull
ウミアイサ
Red-breasted Merganser
*急増中
年末年始に道東を訪れる予定です。この北太平洋シーサイドラインにおいて、霧多布以外のおススメのポイントを教えてください。
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