2013年12月9日(月)
<大洗→苫小牧航路> By イーグル
10・11月の2か月にわたる本州・沖縄等での「道東野鳥観光の営業活動」を終え、7日の夕方、大洗港を後にしました。航路の客船内のロビーやフェリーターミナルのパンフレット棚に、我々で作成した「野鳥の楽園」パンフが沢山設置されている事も、しっかり確認してきました。うれしかった!
また、2か月前に愛車フォレスター号に施した落石ネイチャークルーズ・Ken's Innの宣伝塗装の効果もかなり出てきました。(キャラクターの海鳥のイラストが可愛いからか、信号待ちの時に、通り過ぎる小学生たちが笑顔になるのを見るのもいいものでした。)
駐車場では必ず道東の野鳥パンフを磁石付のカゴに入れて車に張り付けていました。知らないうちにかなりパンフが減るようになりました。
昨日の午後に苫小牧港に無事到着。そのまま雪の道東道を快走し、夜半には釧路プリンスホテルに到着しました。流石に疲れました。
久しぶりの苫小牧航路は強風や霰が舞う厳しめの天候でしたが、なかなか面白かった。
やはり、海鳥観察は多少荒れた海の方がいいようです。
アホウドリは久々にバッチリ確認出来ました。繁殖の出来ない亜成鳥なのでしょう。この時期はダメだと思っていただけに、とても得した気分になりました。コアホウドリにもよく出会いましたが、クロアシのほうは確認できませんでした。というか、強風でかなり海が荒れていましたので、時々船内に避難してましたから、見落としたのかもしれません。
また、この時期はミツユビカモメが多い。大きな群れに何回も出会いました。魚を獲っているように見えました。濃紺の海に彼らの白さが映え、本当に綺麗な鳥だなぁ、と思わず見とれてしまうほどでした。
また、ミツユビカモメの群れの中には、トウゾクカモメやオオトウゾクカモメが必ずいました。ミツユビを襲う姿も何度か見れました。ミツユビの数の多さから推察し、トウゾクの数は以下の数字よりもっと多かったと思います。
全般的に海鳥の数は多めで、観察を始めた八戸沖合→苫小牧港の約7時間は、途切れなく何らかの海鳥が現れていました。すっかり冬羽になったウトウやウミガラス・ハシブトウミガラスも近くで確認出来ました。冬羽は遠くからでも違いがはっきりわかるので、識別が比較的容易でした。
苫小牧に近づくと、懐かしいクロガモの群れが出迎えてくれました。
乗船していたバーダーが私一人でしたので、かなりの見落としがあったかと思います。
≪確認種≫
アホウドリ(亜成鳥1) *八戸沖合でいきなり確認。
コアホウドリ(8)
ウミガラス(3)
ハシブトウミガラス(10+)
ウトウ(30+)
トウゾクカモメ(8)
オオトウゾクカモメ(3)
アビ(2)...
オオハム(30+)
シロエリオオハム(10+)
ミズナギドリsp.(2)
オオセグロカモメ
セグロカモメ
ウミネコ
ミツユビカモメ(400+)
クロガモ(20+)
ヒメウ
ウミウ
*オットセイ(5)
*アザラシsp(2)
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