【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2012年6月6日水曜日

2012年6月6日(水)  109,615
<根室半島へお越しの方へ>  Byイーグル
根室半島にも遅い夏が訪れつつありますが、濃霧の日も多く、まだまだ気温が上がりません。先週あたりから、やっと日中に10℃を上回るようになってきたという状態です。根室半島は冬は北海道では一番暖かい地域の一つですが、夏場は日本で一番寒冷な地域です。特に落石ネイチャークルーズなどをご利用の方には、まだまだ冬装備でのご乗船をお勧めいたします。
 
さて、2点お知らせがあります。
1.先日、春国岱の木道上に真新しいヒグマの糞が発見されました。市役所の判断により、現在、春国岱の木道は立ち入り禁止になっています。当面いつオープンされるかについても未定です。

2.6月1日より、根室の林道のカギがはずされ、通行可能となりました。ただ、林道に入林するには森林事務所の承認が必要です。実質的に承認手続きがとれるのは地元の関係者ですので、エゾライチョウやコマドリを狙って林道に立ち入る際には、必ず、地元の経験豊かな方に同行を求めるすることを強くお勧めいたします。林道は国有地であり国民の共有財産ですから、一部の自然保護運動家が入林「許可」が必要と主張するのは誤りです。「許可」ではなく山登りのような「承認=届出」が必要なのです。ただ、現状は旅行者の方が入林する場合さまざまな危険が想定されます。
一番の危険は「野犬」と「ヒグマ」が活動していることです。春国岱をはじめとして根室の森林は横につながっていて、野犬やヒグマは広い範囲を移動しているようです。我々も入林に当たっては、必ず「クマよけ鈴」と「ヒグマ撃退スプレイ」を携行しています。

ゴミを持ち帰るなどのルールを守ると同時に「自己防衛」「自己責任」の精神を忘れずに、安全に、楽しく根室の美しい自然を満喫していただきたいと思います。

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