【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年6月17日金曜日

落石ネイチャークルーズの存続危機が続いています。

2016年6月17日(金)
<現場会議を開催=我々現場は一致団結しています!>   Byイーグル
 
 6月16日。16時より、落石ネイチャークルーズの拠点である「エトピリ館」におきまして、環境省の調査団による海鳥の「繁殖妨害」行為・ネイチャークルーズ事業に対する「営業妨害」行為に対する対策会議が開催されました。会議には、ネイチャークルーズ事業に携わる「現場」である船長7名・受付2名・ガイド3名及び落石漁協の総務部長(ネイチャークルーズ協議会の事務局長を兼務)が出席いたしました。
 
冒頭より、関係者からは、再三にわたる当方からの「平和的呼びかけ・お願い」にもかかわらず、我々「現場」を無視し続ける「環境省」および「調査関係者」に対する不満・憤りの声が次々と上がりました。
 2時間にわたる会議では、様々な意見が出されましたが、
結論としては、「今後、海鳥繁殖期における一切の調査(上陸・海上)を全面的に認めない。」ことを、ユルリ島の地主(所有者)である「落石漁協」を通じ、環境省に通知してもらうことになりました。
...
 環境省が我々現場とのコミュニケーションを軽視した結果ですが、本当に残念な結論となりました。
 
 当面は環境省が勝手に通知してきている7月の調査を認めないことになります。これは、ユルリ島の地主である漁協が承認していない「7月23日から28日。入島希望者6名。目的:エトピリカ等の海鳥類の繁殖状況を把握するため、ユルリ島に3名、モユルリ島に3名が上陸し、5日間連続で観察調査を行う。本調査は島で野営(!)して行う。」という申請を拒否していただくことになりました。
 元来、ユルリ島でキャンプが行われている事実を、皆さんはご存じでしたか? さすがに、公表は差し控えますが、そのキャンプの実態も、過去のキャンプ調査参加者から色々聞いています。夜も「鳥類・アザラシ」の調査が本当に必要なのでしょうか?
まさか、専門家が繁殖期にもかかわらず人間の「利便性」を優先しているとは思えませんが。。。。原色の派手なテントが船からよく見えます。生物への影響がないと思っているのでしょうか?
ずさんな調査姿勢を疑われても仕方ありません。

 また、9月上中旬に「デコイ設置の現場立ち合い。デコイ設置場所に登攀し、設置場所を確定する。(5名が入島)」や「デコイ設置工事。5名が入島。デコイ設置工事を。」という希望が環境省から出されていることが判明。
 この件に関しては、漁協も「デコイの海上設置は明確に拒否した。陸上設置についても認めた事実はない。」といい怒りを露わにされていました。
 必要性・有効性が明確でない陸上設置「ユルリ島へのデコイ設置計画」を環境省が強行しようとしている事実についても、漁師をはじめとする関幅広い関係者が共有することが出来ました。
この点でも、今日の会議は有意義でした。

 いよいよ、我々の「堪忍袋の緒が切れつつある。」「爆発寸前
まできている」ことを、環境省の「責任者クラス」は敏感に察知して下さい。
我々は、釧路事務所レベルではなく、環境省本省への「頭越し抗議」のルートも持っています。
地元の現場関係者(=漁業組合に通知するだけで用が足りるとの従来認識はもはや通用いたしません。)との良好なコミュニケーションの重要性をぜひとも認識してください。
我々は、あくまでも、「平和的」「未来志向」の話し合いでの解決を望んでいます。

PS:落石漁協が環境省のプレッシャーに負け、中途半端な態度を取った場合でも、私は、現場レベルでの入島妨害・調査員に対する実力行使などの「強行措置」は取りたくありません。
 あくまでも、平和的な抗議を続けようと思います。
例えば、落石ネイチャークルーズのガイド(運航そのもの)業務の拒否=ストライキ=運航のSTOP、を通じ、組合事業・地域活性化・観光振興・雇用促進事業への経済的打撃を(やむをえず)惹起することにより、地元関係者の問題意識高揚・反環境省的世論形成を促してゆきたいと考えています。
 とともに、全世界からお越しいただいている海鳥FANのお客様の間に、環境省の強行姿勢への抗議の輪が広がってゆくように徹底した情報の公開・現状の紹介などをしてゆこうと思います。
いつもは懐疑的なSNSですが、今度ばかりは、SNSの力や自らの「人脈」を最大限に利用し、戦ってゆきたいと考えます。あくまでも、平和裏にですが。。。

また、ゼニガタアザラシ調査の方々なども、「いいとばっちり」ととらえずに環境省への抗議するなど、自ら動かないと、今後大変なことになっても当方は関係ありません。
 ユルリ島は私有地です。我々は地主の漁協とは一心同体です。
法律を立てに裏で画策する人もいる様ですが、その時は行政訴訟をおこし、法廷での非暴力的戦いで解決するしかないと考えています。

 私、イーグルはこの戦いに負け、環境省の横暴を阻止できなかった時には、責任を取って、落石ネイチャークルーズ事業からの「全面撤退」を考えています。
 地域活性化・地域観光振興の好例であり、総務省・国土交通省・農水省・北海道庁などからも支持をいただいてる本事業を、結果として環境省が「潰した」という事実は、地域の意向よりも「調査」(省益)を優先した「悪例」として、長く記憶されることになるでしょう。(なる様に仕向けます。)

 
 

今シーズンのエトピリカ観察状況

2016年6月16日(木)
<エトピリカを取り巻く状況>  Byイーグル

【落石ネイチャークルーズにおける、今シーズンのエトピリカ確認状況】
5月29日(日) 初確認。7羽。
5月30日(月) 7羽。
6月1日(水)  10羽。    
6月2日(木) 悪天候のため欠航。...
6月3日(金) *確認できず。環境省の調査船が繁殖地のアブラコ湾に侵入。ユルリ島にも調査団の別動隊が上陸していた。*写真アリ。
6月4日(土) 10羽。
6月7日(火) 12羽。
6月8日(水)  5羽。
6月9日(木) 悪天候のため欠航。
6月10日(金) 1羽。
6月11日(土) 強風のため欠航。
6月12日(日) 6羽。
6月14日(火) 2羽。☚飛翔のみ。

6月16日(木) 7羽。
*16日は悪天候のため、環境省調査団(7名)の島への上陸が見送られた様です。

おかげで、悪天候にもかかわらず、午前便・午後便合計で17名のお客様に無事エトピリカ等の海鳥をお見せすることが出来ました。悪天候に感謝!です。


*6月3日にユルリ島の繁殖地に侵入した環境省の「デコイ設置調査船」の「調査圧力の存在」が明白です。
*ユルリ島及びその近海へ「繁殖期に」調査に入る方々へ!
海鳥の繁殖妨害・クルーズ事業への営業妨害は断じて許されません。届け出書類を提出すればいつ・なにをしてもいいというわけではありません。 周辺の観光事業者・漁師・漁協・観光協会・根室市役所・野鳥観察者(=お客様)・ガイドなどとのコミュニケーションの重要性を認識してください。
*ユルリ島が落石漁協の100%私有地であることをお忘れなく!
4年連続の「繁殖期を避けて!」という「呼びかけ」です。
わかってもらえないのなら、せめて面と向かって話し合いをしませんか? 平和裏に未来志向で!

2016年6月16日木曜日

落石ネイチャークルーズAM+PM便 545,429

2016年6月16日(木)
<落石NC AM+PM>  By イーグル
 強風。2.5mの大きなうねり。最悪の1つ手前の悪コンディションの1日でした。
午前・午後ともに船は出しましたが、特に撮影にはかなり厳しいクルーズとなりました。
外国からのお客様も6名。総勢17名様をガイドさせていただきました。
 ウトウ・ケイマフリ・ウミスズメなどは問題なくお見せできましたが、エトピリカはかなり苦労致しました。とにかく、波浪がすごい!、何かにつかまっていないと倒れそうになる程の激しい揺れが船を襲います。
何とか午前2羽+午後5羽のエトピリカをお見せすることは出来ましたが、いずれも飛翔風景が中心でした。
これだけ海が荒れると、エトピリカも海上に浮遊しその美しい姿を見せてくれることは稀です。
*ラッコは3頭以上おりました。

【確認種】
シロエリオオハム(13+)
フルマカモメ(1)
ハシボソミズナギドリ(30+)
ウミウ
ヒメウ
スズガモ
オジロワシ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミガラス(1)
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(8+)
ウトウ
エトピリカ(7+)
アマツバメ
ウトウ
Rhinoceros Auklet


ウトウ
Rhinoceros Auklet
ケイマフリ
Spectacled Guillemot



ウミスズメ
Ancient Murrelet

ウミスズメ
Ancient Murrelet

ケイマフリ
Spectacled Guillemot

ラッコ
Sea Otter

ケイマフリ
Spectacled Guillemot

エトピリカ
Tufted Puffin

エトピリカ
Tufted Puffin

エトピリカ
Tufted Puffin





2016年6月14日火曜日

繁殖期の調査の自粛のお願い(話し合いの呼びかけ)

2016年6月14日(火)
<環境省へのお願い>   Byイーグル
今日は環境省の関係者が私のブログの記述「調査結果を地域の関係者に報告していない。」という部分が事実と異なる、との発言をしていることを知りました。できれば、面と向かって私に対して発言してきてもらいたいものです。事実として調査報告書など見たことがありません。たぶん、地主にだけ送付されているのでしょう。利害関係者全員に公表すべきだと思います。

ただ、これで少なくとも、このブログが環境省関係者の皆さまの目に触れていることが明白になりました。

そこで、以下のお願いをさせていただきたいと思います。
**********************************
【落石ネイチャークルーズにおける、今シーズン(2016年夏)のエトピリカ確認状況】
5月29日(日) 初確認。7羽。
5月30日(月) 7羽。
6月1日(水)  10羽。    
6月2日(木) 悪天候のため欠航。...
6月3日(金) *確認できず。環境省の調査船が繁殖地に侵入。
6月4日(土) 10羽。
6月7日(火) 12羽。
6月8日(水)  5羽。
6月9日(木) 悪天候のため欠航。
6月10日(金) 1羽。
6月11日(土) 強風のため欠航。
6月12日(日) 6羽。
6月14日(火) 2羽。☚飛翔のみ。


*6月3日にユルリ島の繁殖地に侵入した環境省の「デコイ設置調査船」の「調査圧力の存在」が明白です。

*6月16日から5日間にわたり、また、環境省の関係者7名がユルリ・モユルリ島に上陸されますよね。目的は、「鳥類調査」および「ネズミ類調査」と届けられていますね。


*ユルリ島及びその近海へ「繁殖期に」調査に入る方々へ!
ユルリ島という「私有地」における海鳥の繁殖妨害・クルーズ事業への営業妨害は断じて許されません。調査の届け出書類を提出すればいつ・なにをしてもいいというわけでもありません。
人間社会の常識に則り、 周辺の観光事業者・漁師・漁協・観光協会・根室市役所・野鳥観察者(=お客様)・ガイドなどの「利害関係者」との事前のコミュニケーションの重要性を認識してください。

*ユルリ島が落石漁協の100%私有地であることをお忘れなく!地主との良好な関係を維持してゆかないと、早晩、調査そのものが出来なくなるかもしれませんよ。(ただし、それは我々の本意ではなく、苦渋の決断となるでしょう。)

4年連続の「繁殖期を避けて!」という「呼びかけ」です。
わかってもらえないのなら、せめて面と向かって話し合いをしませんか? 平和裏に未来志向で!
*************************************



PS:我慢に我慢を重ねて、このブログを書いていることも行間から読み取っていただければ幸いです。
行政上の手続きや法的手段に訴える前に、平和裏に、腹を割って、関係者間で、十分な説明・意見交換・解決方法の検討を行うことを提案させていただきます。いかがでしょうか?

落石ネイチャークルーズPM便 544,620

2016年6月14日(火)
<落石ネイチャークルーズPM便>   Byイーグル
 今日はユルリ島周辺にはほとんど海鳥の姿が見えず、非常に苦労致しました。
ユルリ島やモユルリ島の繁殖地の海域には、海鳥の姿が皆無という状況。エトピリカの姿も全然見られません。仕方なく、2島のかなり沖合を40分間にわたり熱心に探査いたしました。
エトピリカが2回ほど船の近くを通り過ぎるのを何とか観察。船の中に立っていられないほどの「うねり」の中、それが限界でした。
ハシボソミズナギドリ(1)を超至近距離で見られたことと、ウミガラスが4羽出てくれたことが、唯一の救いでした。
【観察種】
シロエリオオハム(5)
ハシボソミズナギドリ(2)
ウミウ
ヒメウ
スズガモ
オジロワシ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミガラス(4)
ケイマフリ
ウトウ
エトピリカ(飛翔中2羽)
アマツバメ
ハクセキレイ

ウトウ
Rhinoceros Auklet

ウミガラス
Common Guillemot

喉のあたりがまだ少し白い。

ウミガラス
Common Guillemot

ウミガラス
Common Guillemot
 ハシボソミズナギドリ
Short-tailed Shearwater


顔つき、飛翔中の反転時の羽の形、翼下面に軸斑がないこと、などからハシボソとしました。

今日のエトピリカはこれが限界。

2016年6月13日月曜日

残念な情報(今後の環境省による調査日程) 543,909

2016年6月13日(月)
<残念な情報>   By イーグル

再度、環境省のチームが落石のユルリ島・モユルリ島に入る日程がわかりました。
6月16日(木)04:00-12:00
6月17日(金)04:00-12:00
6月18日(土)04:00-12:00
6月20日(月)08:30-13:00...
6月21日(火)08:30-13:00
いずれも調査内容は、「ドブネズミの調査」「鳥類調査」となっています。
調査員の数は、東京から5名、釧路から2名の「総勢7名」で、小舟に乗船し、島に上陸するようです。

一方、この5日間の落石ネイチャークルーズの運航便数は「6回」の予定で、予約していただいている海鳥FANの数は「73名」です。*欧米人や有名な鳥類学者も予約されています。
調査の時間帯と落石ネイチャークルーズの運行時間帯(09:00-11:30)が、もろに重なっているため、過去の例からすると、島近辺の運行ルート上に、海鳥が全然いない状況になることもありえます。
事態は深刻と判断し、本日、落石漁業協同組合の総務部(=ネイチャークルーズ協議会事務局)を通じ、環境省に早急に連絡を取り「調査日の変更」または「調査時間帯をせめて午後の遅い時間に変更」することを、申し入れていただく措置を取りました。
ユルリ島は「落石漁協の100%私有地」です。
環境省が民間の「地主」や「利害関係者」の強い要望を無視されることがないことを、心から祈ります。

本日の落石ネイチャークルーズ欠航。543,766

2016年6月13日(月)
<お知らせ>
本日の落石ネイチャークルーズは、悪天候(強風+うねりなど)のため欠航となりました。
残念です。
(イーグル)