【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2019年3月13日水曜日

番外編:八丈島航路(復路のみ)798,341

2019年3月12日(火)
<八丈島航路日帰り>    By イーグル
 兼ねてより一度試してみたかった八丈島航路の日帰りクルーズ探鳥。京都の親父の容態も少し落ち着いてきた模様ですが、宿泊を伴う外出は心配なので、日帰りを計画。春の嵐の通過を待って敢行してみました。
 ANAの羽田☛八丈島行きの第一便に搭乗。八丈島到着後、間髪入れずにタクシーで港(底土港)へ移動。何とか、東海汽船の八丈島☛東京(竹芝)便に間に合いました。
 船内はガラガラ。ただ1名だけ海鳥観察のバードウォッチャーがいらっしゃいました。京都からの学生さん。何と落石ネイチャークルーズにもご乗船された経験がおありということで意気投合。
東京湾までずっと2人で海鳥観察を楽しむことができました。10時間の長旅。海鳥が低調な時間帯も全く退屈することなく、海鳥談義や北海道の探鳥アドバイス、落石クルーズ話などに花が咲きました。
 海鳥の方は、狙い通り、アホウドリ3種祭りの状態。御蔵島から三宅島をピークに東京湾入り口まで3種が、(それぞれ優勢な海域があるものの)、ほとんど切れ目なく現れ、全く退屈することがありませんでした。結局、アホウドリ11羽(成鳥1羽を含む)、コアホウドリ(10羽)、クロアシアホウドリ(20羽)、合計41羽を数えることが出来ました。特にアホウドリがこんなに簡単かつ頻繁に現れるとは予想していませんでしたので、うれしい誤算に本当に感動いたしました。
 その他の種類は、カンムリウミスズメ(6羽)、ウミスズメ(5)以外は特筆すべきものは現れてくれませんでした。
 八丈島と三宅島の近辺で2回クジラにも遭遇いたしました。
朝、5時に家を出て、八丈島航路の海鳥観察を楽しみ、夜9時には自宅に帰着。交通網の発達している関東ならではの超効率的な海鳥観察。
 出来れば月1回くらいのペースで続けてみたいものです。

【観察種】
アホウドリ(11)  うち1羽はきれいな成鳥。 Short-tailed Albatross
コアホウドリ(10)                  Laysan Albatross
クロアシアホウドリ(20)              Black-footed Albatross
オオミズナギドリ(数えきれない)         Streaked Shearwater
カンムリウミスズメ(6)               Japanese Murrelet
ウミスズメ(5)                    Ancient Murrelet
イソヒヨドリ(♂1)                  Blue Rock Thrush
ウミウ                         Temminck's Cormorant
ウミネコ                         Black-tailed Gull
アオサギ                        Grey Heron

東海汽船
橘丸

広々としたデッキ。
観察はしやすい。トイレも近い。
八丈島を出航!

左右のデッキ。左右の移動もかなりスムーズにできます。


クロアシアホウドリ
Black-footed Albatros

s
御蔵島

オオミズナギドリ
Streaked Shearwater

数えきれないくらい多い。
クジラの潮吹き。
三宅島近辺。
オオミズナギドリ
Streaked Shearwater

八丈島から東京湾の入り口まで、10時間の間ほとんど途切れることなく観察できました。

アホウドリ
Short-tailed Albatross

三宅島

アホウドリ
Short-tailed Albatross


アホウドリ
Short-tailed Albatross

オオミズナギドリ
Streaked Shearwater


アホウドリ
Short-tailed Albatross


アホウドリ
Short-tailed Albatross

クロアシアホウドリ
Black-footed Albatross




 
 
 

コアホウドリ
Laysan Albatross


    



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