【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2017年8月19日土曜日

落石ネイチャークルーズ(PM) 673,650

2017年8月18日(金)
<落石ネイチャークルーズPM便>    By イーグル
 ブログ再開後第一弾のガイドは、やっぱり落石ネイチャークルーズでした。

今日は午後便のガイド。名古屋からの団体の皆様でした。人数が多いため2隻で運航。
東風が強く、かなりの波があり、皆様大変苦労されていましたが、海鳥の方はなかなか面白い内容でした。

特にエトピリカ(成鳥1)が激近。最短5mくらいの至近距離で、幸い全員が堪能することが出来ました。愛想のよい個体で、我々を恐れる様子もありませんでした。
一時、2隻の船の間に浮かんでくれましたが、潜ることも飛ぶこともなく、向こうから至近距離まで近づいて来てくれました。
皆様、大喜び。

また、カモ岩にはこの時期としては珍しくチシマウガラスが2羽とまっていました。
ウミウ・ヒメウ・チシマウガラスとウ3種が揃い踏み。
とても日本とは思えない珍しい光景を楽しむことが出来ました。

その他、ほんの一瞬でしたがコアホウドリ、ハイイロヒレアシシギ、ウミスズメなども現れてくれ、なかなか盛りだくさんのクルーズとなりました。

【観察種】
コアホウドリ(1)         Laysan Albatross
ウミウ               Temminck’s Cormorant
ヒメウ               Pelagic  Cormorant
チシマウガラス(2)       Red-faced Cormorant
オジロワシ(3)          White-tailed Sea Eagle
ハイイロヒレアシシギ(2)   Red Phalarope
ウミネコ              Black-tailed Gull
オオセグロカモメ        Slaty-backed Gull
カモメ               Common Gull
アマツバメ(10+)       Pacific Swift
ウミスズメ(1)          Ancient Murrelet
ケイマフリ(20+)       Spectacled Guillemot
ウトウ(20+)          Rhinoceros Auklet
エトピリカ(成鳥1+若鳥1) Tufted Puffin

エトピリカ(若鳥2S)
エトピリカ(若鳥)
近い!
エトピリカ(成鳥)
こちらも近かった。

エトピリカ
Tufted Puffin

エトピリカ
Tufted Puffin

今日は団体さまのガイドでした。
皆様、荒波によく耐え、見事にエトピリカをGETされました。
カモ岩
ウの繁殖地です。
今は非繁殖期。
よく見ると、チシマウガラスが2羽とまっていました。
ラッキー!!
Red-faced Cormorant
ウミウ(Temminck’s Cormorant)=飛翔
ヒメウ(Pelagic  Cormorant)=上方の左
チシマウガラス(Red-faced Cormorant)=上方の右。

ウ類3種がそろい踏み。



チシマウガラス
Red-faced Cormorant

*とても日本の光景とは思えません。
*チシマウガラスの姿をちゃんと見るためには、もう日本では落石ネイチャークルーズを利用するしかないかもしれません。
ヒメウ(左)
Pelagic  Cormorant

チシマウガラス(右)
Red-faced Cormorant
ケイマフリ
Spectacled Guillemot


ケイマフリ
Spectacled Guillemot


足が赤い!


ハイイロヒレアシシギ
Red Phalarope


ハイイロヒレアシシギ
Red Phalarope



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