【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2017年8月31日木曜日

落石ネイチャークルーズ  エトピまだ居ます! 676,053

2017年8月30日(水)
<落石ネイチャークルーズ AM便+PM便>     By イーグル
 くもり。気温18℃。うねり少々。まずまずのコンディションでした。
オオミズナギドリが150羽程度の鳥山を形成中。船を近づけると、オオミズナギドリの間にカマイルカの群れが突っ込んでいきました。迫力満点!!
 ユルリ・モユルリ島周辺では、ケイマフリの数が減りましたが、代わりにウミバトが増えてきました。今日も換羽中のウミバト2亜種(チシマ型、アリューシャン型)をバッチリ観察することが出来ました。その他、いずれも1羽だけでしたが、カンムリウミスズメとウミスズメもじっくり観察することが出来ました。
エトピリカもまだおりました。AM便・PM便それぞれ1羽(別個体)を観察できました。
繁殖期も終盤。ギリギリ観察できて、今日のお客様はとてもラッキーでした。
いよいよエトピリカが不在となる季節が近づいてきています。
そして、この後冬までの間、トウゾクカモメ類・ミツユビカモメ、そして「数万羽におよぶアビ類の大移動」の季節が始まります! アビ類の渡り観察のピークは10月下旬から11月上旬です。

【観察種】  AM+PM便
オオハム(1)           Black-throated Diver (Arctic Loon)
シロエリオオハム(3)      Pacific Diver/Loom
オオミズナギドリ(150+)    Streaked Shearwater
ウミウ               Temminck’s Cormorant
ヒメウ               Pelagic  Cormorant
オジロワシ(5+)          White-tailed Sea Eagle
ハイイロヒレアシシギ(30+) Red Phalarope
ウミネコ              Black-tailed Gull
カモメ(2+)            Common Gull
オオセグロカモメ        Slaty-backed Gull
ウミガラス(夏1)         Common Guillemot
アマツバメ(2+)       Pacific Swift
ハシブトウミガラス(1)     Brunnich's Guillemot
ウミバト(5+)            Pigeon Guillemot *チシマ型夏羽+アリューシャン型=換羽中ケイマフリ(4+)       Spectacled Guillemot
ウトウ(10+)          Rhinoceros Auklet
エトピリカ(2)           Tufted Puffin   *AM1+PM1 (別個体)

*ゼニガタアザラシ(8+)
*カマイルカ(20+)
*ネズミイルカ(2)
*ラッコ(6)           *6頭が集結していました。家族と思われます。

シロエリオオハム
Pacific Diver/Loom

シロエリオオハム
Pacific Diver/Loom

*アキノ大移動がはじまる予感。


オオミズナギドリ
Streaked Shearwater

カマイルカ

オオミズナギドリ
Streaked Shearwater

ウミガラス
Common Guillemot


エトピリカ
Tufted Puffin

もう冠羽が短くなっています。

AM便の個体。
ゼニガタアザラシ

ラッコのファミリー。
6頭いました。

ラッコ
Sea Otter


カンムリウミスズメ
Japanese Murrelet

北上して来ました。
単独1羽。



ハイイロヒレアシシギ
Red Phalarope



ハイイロ
クチバシが太目。


シロエリオオハム
Pacific Diver/Loom

エトピリカ
Tufted Puffin

魚をくわえています。

PM便の個体。




エトピリカ
Tufted Puffin

PM便の個体。

ウミバト発見!
興奮します。

Pigeon Guillemot

アリューシャン型。



ウミバト
Pigeon Guillemot




ウミスズメ
Ancient Murrelet


落石漁港の中に入っていました。

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