【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2017年6月14日水曜日

落石ネイチャークルーズ(ガイド) AM+PM便 659,278

2017年6月13日(火)
<落石ネイチャークルーズ>   By イーグル
 久々の落石ネイチャークルーズガイド。早朝5時起きで釧路から落石へ行って来ました。
往復5時間のドライブ。流石に、AM便+PM便をダブルでガイドして、日帰りで釧路へ帰って来るのはこたえます。以前はこのくらいのハードスケジュールも何ともありませんでしたが、やっぱり、年には勝てません。来月61才。いくら気持ちを若く持っていても、この仕事はかなりハードだと感じるようになってきました。
 
 ただ、そんな気持ちも落石の海鳥を見ていると吹き飛んでしまいます。釧路に引っ越しすっかり海鳥を見ていませんでしたが、やっぱり、海鳥は最高です。
 
 今日も快晴の空の下、エトピリカ・ケイマフリ・ウミスズメ・ウミバト・ウトウ・シロエリオオハム等を堪能。2便で15名のお客様をガイドさせていただきましたが、そのうちの4名様はインドからの家族連れでした。以前は外国人のご乗船は、冬場に集中していましたが、近年、夏場のクルーズへの外国人が増えて来ています。日本語・英語を矢継ぎ早に切り替えながらの早口での海鳥ガイドは本当にハードな仕事ですが、お客様の笑顔を見ると心底やりがいを感じられる仕事です。今日も「君の英語はわかりやすい。」とほめていただきました。やっぱりこの仕事、足腰が立たなくなるまで続けてゆきたいと思いました。
 
 エトピリカは今年も順調にお見せできていますが、例年以上に気温が上がらず、その動きはまだまだ低調です。繁殖地のユルリ島近海の状況が繁殖に適した気温・水温にまだ達していないらしくかなり南の沖合まで採餌に飛んで行ってしまいます。クルーズの航路上で、エトピリカが安定的に採餌するようになるまで、もう少し時間がかかりそうです。

 それから、今日は赤ちゃんをお腹にのせてプカプカ浮かんでいるラッコを見ました。ユルリ島周辺でラッコが繁殖してることは間違いありませんが、こんなほほえましい光景に出会ったのははじめてです。しかも超の付く至近距離でした。
まさに、インド人もびっくり!!    ←古いですよね?

【観察種】
<AM>
オオハム(1)             Black-throated Diver (Arctic Loon)
シロエリオオハム(10+)     Pacific Diver/Loom
ハイイロミズナギドリ(1)      Sooty Shearwater
ハシボソミズナギドリ(1)      Short-tailed Shearwater
ウミウ                  Temminck's Cormorant
ヒメウ                  Pelagic  Cormorant
スズガモ                Greater Scaup
シオリガモ               Harlequin Duck
オジロワシ(2)             White-tailed Sea Eagle
ウミネコ                 Black-tailed Gull
オオセグロカモメ           Slaty-backed Gull
ウミバト(夏1)            Pigeon Guillemot    *アリューシャン型1
ケイマフリ(50+)           Spectacled Guillemot
ウミスズメ(7)             Ancient Murrelet
ウトウ(10+)            Rhinoceros Auklet
エトピリカ(3)             Tufted Puffin

ラッコ(3)    *親がお腹の上に子供を乗せて泳いでいました。
ゼニガタアザラシ
ネズミイルカ(1)             
              
<PM>
シロエリオオハム(2)        Pacific Diver/Loom
ハイイロミズナギドリ(1)      Sooty Shearwater
ハシボソミズナギドリ(1)      Short-tailed Shearwater
ウミウ                  Temminck's Cormorant
ヒメウ                  Pelagic  Cormorant
スズガモ                Greater Scaup
シオリガモ               Harlequin Duck
オジロワシ(2)             White-tailed Sea Eagle
ウミネコ                 Black-tailed Gull
オオセグロカモメ           Slaty-backed Gull
ウミバト(夏1)            Pigeon Guillemot    *アリューシャン型1
ケイマフリ(50+)           Spectacled Guillemot
ウミスズメ(1)             Ancient Murrelet
ウトウ(10+)            Rhinoceros Auklet
エトピリカ(2)             Tufted Puffin

ラッコ(3)    
ゼニガタアザラシ
ネズミイルカ(1)     

インド人もびっくり!
楽しいクルーズでした。
ハイイロミズナギドリ
Sooty Shearwater

ハイイロミズナギドリ
Sooty Shearwater

ハシボソもおりました。
ウミスズメ
Ancient Murrelet

シロエリオオハム
Pacific Diver/Loom

快晴の大海原を飛ぶエトピリカ。
わかります?

エトピリカ
Tufted Puffin

エトピリカ
Tufted Puffin




エトピリカ
Tufted Puffin


ウミスズメ
Ancient Murrelet


ウミバト
Pigeon Guillemot

*アリューシャン型ほぼ夏羽。






エトピリカ
Tufted Puffin


巣穴が高いところにあるため、かなり上空を飛びます。



みなさんエトピリカの飛行を見上げています。

やっぱり、エトピリカは落石のスーパーマンです! ←これも古い!?


赤ちゃんを抱いたラッコ。

ケイマフリ
Spectacled Guillemot

        

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