2017年6月20日(火)
<落石ネイチャークルーズAM便ガイド> By イーグル
1週間ぶりに落石ネイチャークルーズのガイドをして来ました。今日は日本人のお客様9名様での運航でした。天候は曇り+海霧、気温は15℃。とうとう運航の最後まで霧が晴れることはありませんでした。
6月も下旬ですが、まだまだ海水温が上がってきません。海鳥の方も、イワシがいる遥か沖合まで採餌に出かけているのか、個体数が非常に少ない状況でした。ウトウも30羽程度。
エトピリカの方も、ユルリ島の周囲で採餌する個体が皆無。繁殖地である島の崖と遥か沖合のエサ場を直接往復しており、船からはその飛翔の状態を観察するのがやっとでした。
それでも、1回は船のすぐ前をエトピリカ2羽+ケイマフリ1羽の編隊が通過。皆さんを喜ばせてくれました。帰路、もう1回濃霧の中から3羽のエトピリカが編隊で現れ、船べりを通過して行きました。
写真は、最初のエトピリカ+ケイマフリとの遭遇。
今日の写真撮影はこのワンチャンスしかありませんでした。
【観察種】
シロエリオオハム(10+) Pacific Diver/Loom
フルマカモメ(2) Northern Fulmar
ウミウ Temminck's Cormorant
ヒメウ Pelagic Cormorant
スズガモ Greater Scaup
オジロワシ(1) White-tailed Sea Eagle
ウミネコ Black-tailed Gull
オオセグロカモメ Slaty-backed Gull
ケイマフリ(30+) Spectacled Guillemot
ウミスズメ(4) Ancient Murrelet
ウトウ(30+) Rhinoceros Auklet
エトピリカ(f2+f3) Tufted Puffin
アマツバメ(10+) Pacific Swift
ハクセキレイ(1) White Wagtail *ユルリ島
ノビタキ(1) Siberian Stonechat *ユルリ島
ケイマフリ
Spectacled Guillemot
エトピリカ(2) Tufted Puffin
ケイマフリ(1) Spectacled Guillemot
ウトウ
Rhinoceros Auklet
ウトウ
Rhinoceros Auklet
ウミスズメ
Ancient Murrelet
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