【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年11月15日日曜日

根室野鳥観光ビジネススクール ハイドでの英語ガイド研修(BBS2学年) 482,267

2015年11月15日(日)
<根室市民の森ハイド>  BYイーグル
昨日の「根室半島東部・英語ガイド野外研修」に引き続き、今日は市民の森ハイドにおきまして2学年対象の「英語による野鳥ガイド訓練=ハイド版」を実施いたしました。

早朝より降り続く雨が激しく、市民の森ハイドの中に入っての訓練となりました。
**なお、本日合わせて予定されておりました「BBS1学年の市民の森野外研修」は降雨のため中止とさせていただきました。

ハイド前のFeeding Staition に実際に現れるハシブトガラ・シジュウカラ・ゴジュウカラ・ミヤマカケスなどを題材にして、「英語種名の即答訓練」「目標物からの鳥の位置説明訓練(英語)」「森の環境説明に必要な英単語・フレーズの説明」等を中心に2時間に渡り研修いたしました。

研修生の皆様には、日頃Facebook通信講座(BBSの副教材)で学んでおられる成果が出ているとみえ、英語種名の即答訓練についてはかなりの進歩が見られました。

ただ、"on""above""under""below""behind""in front of""next to""near""by"などの前置詞や"in the direction of XXXX o'clock"などのフレーズを駆使して、正確にわかりやすく、目の前にいる野鳥の位置をお客様に説明する訓練では、まだまだ不足点が見られました。

また、英単語を並べて説明するのではなく、ちゃんとした「文章」の形で英語を話す必要がある点も強調させていただきました
これは日本を訪れる外国人バードウォッチャーの大半が、学歴・一般教養も社会的地位もトップクラスの人材が多く、とてもきれいな英語を話す方々ばかりであるからです。
そのような方々から「ガイド料」をいただきながら、プロとしてご案内するわけですから、こちらの話す英語もきちんとした物でなければならないと考えております。

ローマは1日にしてならず! 英語ガイド能力も一朝一夕に磨かれてゆくものではありません。
日ごろのコツコツとした積み重ねが最重要です。(☛コツコツ勝つコツ)

とは言え、英語学習にコツがあることも事実です。
これからも、実際にフィールドで英語でガイドを行うことを想定したプラクティカルな内容の研修を継続してゆきたいと思います。

市民の森ハイドでの研修風景
英語種名の確認
野鳥のいる位置の説明研修
ゴジュウカラ
Eurasian Nuthatch

"Please watch a Eurasian Jay sitting on the follen tree over there."


 *カケスは目まぐるしく動き回るので、使う前置詞"on"は"under""below""near""behind""in front of"”next to"などと、目まぐるしく変える必要があります。




根室市民の森ハイド
研修風景

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