【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2015年11月14日土曜日

根室野鳥観光ビジネススクール(BBS) 2学年野外英語ガイド研修(第1回)を実施!

2015年11月14日(土)  Byイーグル
<BBS野外研修 根室半島東部>
今日は野鳥観光ビジネススクール(BBS)の2年生対象の野外研修でした。
野外での英語によるガイディングの実際を学ぶことが研修のテーマ。
朝9時に根室市役所前に集合。早速、英語による自己紹介からいきなり研修が始まりました。
急なキャンセルが相次ぎ、参加者は5名と少なめでしたが、その分密度の濃い研修会となりました。早朝にもかかわらず、釧路市からの参加者も1名いらっしゃいました。
講師はイーグルが務めさせていただきました。

1台の車に全員が乗り込み、車内では、イーグルが英語ガイドの注意点の説明やコツについて、出来るだけ他所では聞けないような内容を織り込んでご説明いたしました。
国の違いによる外国人バードウォッチャーの嗜好性・関心を示す対象の違いや野鳥ガイドが知っておくべき専門用語や言い回しについて出来るだけわかりやすく説明。
また、ガイド当日の探鳥行程や期待できる野鳥名の説明・トイレ休憩可能な場所の説明・昼食場所の説明(=コンビニ)などに加え、受講生からの質問にもお答えいたしました。
もちろん社内での説明・質疑も8割方は英語で行いました。

行程は、ねむろ市役所☛花咲港☛引臼沼☛歯舞漁港☛納沙布岬☛温根元ハイド☛根室市役所と回りました。今回は海岸沿いの野鳥を中心に、野外を歩いたりハイドに入っての研修となりました。
車外では、今度は受講生がガイド役となり、イーグルが顧客の立場から英語で様々な質問を受講生に投げかけました。回答・説明はすべて英語によるやり取りとなるため、受講生はかなり苦労する場面もありましたが、全行程にわたり皆さんが非常に熱心かつ前向きに研修に取り組んでおられる姿がとても印象的でした。

また、研修後半からは、11月より根室地方でも視聴可能となった「テレビ北海道」の報道制作部の取材の方も2名参加されました。

本ビジネススクールの取り組みは、まだやっと端緒についたばかりです。
これからも、研修内容を更に充実させ、3-5年かけて、道東地域に十分な数のプロ野鳥ガイドを養成してゆきたいと思います。

明日は、市民の森ハイドに置きまして、冬の小鳥類を対象に「英語によるガイド講座」を実施いたします。


*根室半島先端部で、今日初めてオオワシ(成鳥1羽)を見かけました。

日本人同士ですが、会話はすべて英語です。
野鳥の英語名を事前に暗記してきているかの確認には、容赦なく厳しい声が飛びます。
いい鳥が出ると研修そっちのけになるのも、仕方ありません。
それも野鳥ガイドの大切な資質だと思います。
ヒメウ
Pelagic  Cormorant

オオワシ
Steller's Sea Eagle

やっときました!


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