【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2009年8月18日火曜日

2009年8月18日(火)
<お知らせ>
イーグルです。明日から、英国バードウォッチング・フェスティバル(BBWF2009)に出展参加のため、本日から8月末まで、本ブログの更新が滞ります。投稿は勿論、大歓迎ですので、いつものペースでお願い致します。9月上旬に、まとめて更新させていただきます。BBWF2009には、根室市・釧路市が阪急交通社とともに外国人バーダー誘致のためのBOOTHを出して、今回で5年目になります。毎回、道東から精鋭バーダー3名が選抜され、3日間みっちり英語で日本の野鳥・探鳥地の魅力を世界にアピールしています。道東のみならず出水や軽井沢・沖縄に行きたい、東京で簡単に日本の鳥を味わいたい、という英国人バーダーも多いため、結果として、北海道のバーダーが日本全国の探鳥地の売込みをすることになっています。来年は、どちらか他地域のバーダーの方々や行政の方々も参加されませんか?合同参加、大歓迎です! 英国人バーダーの中には、ライフリストが8620種という方にも出会いました。3日間で2万人が集います。日本とはスケールも違います。台湾や香港などのBOOTHも歴史が長いですし、日本も負けてられない、日本へのバーダー誘致にもっと力を入れなくては!という気にさせてくれる刺激的な場でもあります。
興味のある方はk.niiya@ana.co.jpまでお問い合わせ下さい。
2009年8月15日(土)
「風蓮湖便り」
風蓮湖の回りでは秋の花が目立ってきました。7月末に咲き始めたナ ガボノシロワレモコウやハンゴンソウ、ツリガネニンジンが今を盛りに 咲いています。少し湿ったところには濃い紫のサワギキョウが、草地に はトリカブトやチシマフウロの薄紫の小花が無数に散らばっています。 そして秋の代表的な花、エゾヤマハギのピンクの小花の枝垂れが見事で す。もう一つの秋の花、ススキ(オギ)、ヤマアワやヨシの穂も出始め ました。これから咲く花はリンドウ、ウラギクなどほんの少しです。
民宿 風蓮 
松尾武芳
〒086-0074 
北海道根室市東梅213-7
Tel & Fax: 0153-25-3919
E-mail: matsuo-t@plum.plala.or.jp

2009年8月17日月曜日

2009年8月11日(火)
「風蓮湖便り」 
シギ・チドリにアルミの足環やプラスチックのフラッグを付けて、渡 りを調べる標識調査がありますが、私が実施している風蓮湖で、中国で 標識をつけたトウネンと、オーストラリアのタスマニア島でつけたキョ ウジョシギが捕まりました。中国やタスマニアに立ち寄ったシギが繁殖 を終えて南に向かう途中で風蓮湖にやってきたことになります。東アジ アーオーストラリア・フライウェイと呼ばれるシギ・チドリの大きな渡 りルートの中に風蓮湖があることが分かります。
民宿 風蓮 
松尾武芳
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2009年8月9日(日)
「風蓮湖便り」 
今日初めてトウネンとキアシシギに今年生まれの幼鳥が現れました。ま だ生まれて1カ月ちょっとしか経っていないはずです。トウネンは北極 海、ベーリング海西沿岸、キアシシギはカムチャッカとシベリア北部で 繁殖しますから、はるばる数千キロを渡って来たことになります。しか も、シギ類は生まれて直ぐに親から独立しますし、ここで親鳥が見られ てから1カ月の間は幼鳥を見ていませんから多分幼鳥達だけでこの長距 離の渡りをしたのでしょう。経験者の案内もなくどうしてそんなことが 出来るのでしょう。不思議です。 
民宿 風蓮 
松尾武芳
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2009年8月13日木曜日

2009年8月7日(金)
「風蓮湖便り」
 6月25日付けの風蓮湖便りでお伝えした東梅岬(持田保護区)のタンチョウ、25年連れ添った雄に先立たれた雌が再婚したようです! 雄がキツネに襲われて死亡した後、いつも1羽でポツリと干潟で採餌していた雌が、今日は2羽で連れ立って歩いていました。新しい番い相手が1カ月半後に現れたことになります。う~ん、25年連れ添っても直ぐに再婚してしまうものなのか!やや複雑な気持ちもしますが、、、。ところが、3日後には2羽の距離が150メートルと離れて立っていました。どうやらまだすっきりとは収まってはいないようです。

民宿 風蓮 松尾武芳
〒086-0074 北海道根室市東梅213-7
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2009年8月11日火曜日

2009年8月9日(日)
<羅臼沖> 情報:霧野悠羅さん
久しぶりにホエールウォッチングに出かけた。根室海峡は風弱く、波も穏やかで暖かな航海だった。アジサシが来ていた。船長によれば今季初認とのことだった。
リスト 
鳥類: アジサシ  オオセグロカモメ  フルマカモメ  トウゾクカモメ  ウトウ  アカアシミズナギドリ  ハイイロミズナギドリ  ウミウ
ほ乳類: イシイルカ ツチクジラ※マッコウクジラの鳴音は無し(半径10km程度;ハイドロフォンによる確認)



2009年8月9日(日)
<根室市水産研究所周辺>
こんにちわ!先日は久しぶりに天気の日が続き夏(今年はこれで終わり?)を感じることができました。根室は今日からいよいよお祭りです。熱い3日間となりそうです!!8月7日   16時頃 水産研究所周辺 オオジシギが置物のように民家の物置の片隅に佇んでいました。 ジッ・・・としていてまったく動きません(笑) 春の忙しなさとのギャップが面白く感じました。 車を止めていると、車のすぐ横の砂利道に ノゴマが!!すごい近い距離でしたが、あまりにも急だったので撮り損ねました。 浜にはキョウジョシギ(5羽ほど)に混じって キアシシギが1羽いました。
根室市観光協会 熊谷


2009年8月11日(火)
<根室市 明治公園>
探鳥ヒーローです。8月9日明治公園で初心者向け探鳥会を開催いたしました。根室では珍しく温かい日となりましたが、今日から根室の金刀比羅神社例大祭(北海道3大祭りのひとつ)がはじまり少人数(7人)で実施しました。
観察できた野鳥は、エゾセンニュウ、ノビタキ、ノゴマ、アマツバメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ベニマシコ、スズメ、オオセグロカモメ、キジバト、ウグイス、ヒガラ、カワラヒワ、アオジ、ウミネコの15種類です。
8月のこの時期は、渡り鳥のシーズンでもないので過渡期なのか種類が少なかったのですが、初めて参加された親子の方もおり、少しづつではありますが参加メンバーが増えつつあります。
根室市内に住む方が根室が野鳥の宝庫であることを認識され、お一人お一人が広報マンとしてこの素晴らしい豊かな自然環境と取組みをPRしていただければ、グレードの高いバードウォッチングを核とした観光振興が推進できると思っております。
このブログを見られた人、一度、初心者向け探鳥会に参加してみませんか。
(根室市在住以外の方も大歓迎です)
珍しい鳥も見られるかもしれませんよ。←結構出てます。(イスカ・ベニヒワ・キレンジャク等)
2009年8月10日(月)
<根室半島>
初田牛(はったうし)から厚床(あっとこ)へ向う途中の道道沿いの牧草地にムナグロ
数は60±ぐらい 。
あと厚床の樋口牧場(近くにキャンプ場があります)辺りでハリオアマツバメ
根室市では別当賀(べっとが)から厚床の西側に多いです。
森 利博
〒087-0012
北海道根室市駒場町2-15-10
E-mail:
mori-to_coa@blue.plala.or.jp









2009年8月10日(月)
<阿寒湖周辺>
塩@阿寒町観光商工課です。イーグルさん、今日は、お会いできなく、残念でした。訪英スタッフで今年のBBWFもよろしくお願いします。
久しぶりの阿寒湖温泉ネタです。
8月7日(金):阿寒湖の周辺探訪をしました。阿寒湖は気軽に湖畔周辺を散策するには、「ボッケ散策路」がポピュラーですが、この日は、あまり一般的ではない東側を散策しておりました。「ミサゴ」が上空を舞い、湖岸際に行き来する「ハリオアマツバメ」が観れました。いずれも、私自身はじめての鳥で、特に「ハリオアマツバメ」は予想外の収穫でした。子育てのようで、巣のありそうな樹木から湖沿いに行き来しておりました。
〒085-0467
北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2-6-20
阿寒湖まりむ館阿寒町行政センター
観光商工課長 塩 博文
Tel (0154)67-2505 Fax (0154)67-2839
e-mail:ku4152@city.kushiro.hokkaido.jp
http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/(for Japanese)

2009年8月6日木曜日

2009年8月6日(木)
<根室 落石港沖合い>
イーグルです。この度、2010年春より「落石港沖合い野鳥観察クルーズ(仮称)」なるものを開始すべく、漁船を使った海鳥調査を実施いたしました。調査に当たっては、希少種が繁殖する海域である事を十分に考慮し、落石漁協・根室市役所・環境省・日本野鳥の会根室支部・学識経験者・保護活動推進員など多方面にわたる方々のご理解とご協力の下、繁殖中の野鳥たちへの影響に十分配慮しながら、漁船を走らせました。関係者の皆様、多大なるご協力本当にありがとうございました。


以下、確認できた種について、報告いたします。



(6月20日午前5時25分ー7時30分)

1.ウトウ(多数) 2.ハシボソミズナギドリ(150羽程度) 3.エトピリカ(夏羽2) 4.フルマカモメ(多数、白色型1羽) 4.コアホウドリ(13羽) 5.ウミガラス(2) 6.オオハム(夏羽1) 7.ウミネコ 8.ヒメウ(2) 8.ケイマフリ(1) 9.チシマウガラス(2) 10.オオセグロカモメ(多数) 11.ハイイロミズナギドリ(少数) 12.イシイルカ(6) 13.ミンククジラ(1)


(7月23日午前8時13分ー10時05分 霧・雨)

1.ウミネコ 2.ヒメウ 3.ウトウ 4.フルマカモメ 5.オオセグロカモメ 6.オジロワシ(1) 7.チシマウガラス(1) 8.ケイマフリ(3) 9.ネズミイルカ(2) 


(7月27日午前9時10分ー11時00分)

1.コアホウドリ(5) 2.ハシボソミズナギドリ 3.ハイイロミズナギドリ 4.フルマカモメ(多数。内白色型10羽) 5.ウミネコ 6.オオセグロカモメ 7.ウミスズメ 8.ウミガラス 9.ウトウ 10.ハイイロヒレアシシギ(夏羽多数) 11.アカエリヒレアシシギ(夏羽少々) 12.ウミウ 13.ヒメウ 14.ケイマフリ 15.キアシシギ 16.クロトウゾクカモメ(2)



*現時点では、「海鳥の生息環境の保全」と「海鳥観察の魅力鑑賞」の両立を目指し、関係各位が議論を続けています。次のような基本方針で今後クルーズの営業方針を詰めて行きたいと考えています。

①海鳥を追い掛け回す事を避けるため、3パターン程度の航路を設定し、航路内を出来るだけゆっくり航行する。航路は外れない事。(天候理由の変更はありうる)

②海鳥に優しいクルーズの観点より「漁船」による少人数(10名まで)の運行とする。

③繁殖地の島や岩礁からは十分な距離を保つ。

④航行中の安全には十二分の配慮を行い、安全性の観点からも、写真撮影の禁止を検討する。

⑤主催は「落石漁協」(マリンビジョン事業の一環)とし、根室市が全面的に協力する。また、本事業は、総務省地域力創造アドバイザーの協力を得るものとする。



*以上は、あくまでも現時点での取り組みの到達点です。今後、原則として月1回ペースで調査クルーズ活動を実施し、季節による生息種の変化を調査して行きます。実施方法についても、更なる検討を加えて行きます。



乞う、ご期待!

2009年8月3日(月)

<霧多布湿原>

イーグル様、こんにちは。
霧多布は雨が続いています。
さて、霧多布湿原でシマアオジが見られるとの情報です。
私が直接みたのではないのですが、野鳥に詳しい方が数名確認した
そうです。
場所はトラスト事務所前の仲の浜木道です。
霧多布湿原でのシマアオジの確認は数年ぶりだそうですよ。
私も見てみたいですね。
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霧多布湿原センター松井 美奈(まつい みな)
〒088-1304 北海道厚岸郡浜中町四番沢20  


TEL 0153-65-2779

FAX 0153-65-2774

E-mai matsui@kiritappu.or.jp

HP http://www.kiritappu.or.jp http://ww.kiritappu.or.jp/center

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2009年8月6日(木)
「風蓮湖便り」 
春国岱の水路に翼の細長い、全体に煙黒色の鳥が入って来ました。よ く見ると腰が少し淡色で嘴が先を除いて肉色をしています。今年生まれ のウミネコの幼鳥です。今年生まれの幼鳥はマガモやカワアイサ、タンチョウやオジロワシなどで見ましたが、湖の外から入って来た鳥では最初かもしれません。既に渡って来たアジサシやユリカモメ、シギやチドリではまだ成鳥ばかりです。どこで生まれたのでしょうか?一番近い繁殖地は太平洋側のユルリ島あたりですが。
民宿 風蓮 
松尾武芳
〒086-0074 
北海道根室市東梅213-7
Tel & Fax: 0153-25-3919
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2009年7月31日(金)
「風蓮湖便り」 
風蓮湖の回りでは、草原に白い大皿を並べたように咲いていたセリ科の花が実をつけて目立たなくなりました。替わって湿原には灌木にアジ サイのような白い花をつけるノリウツギが咲き始めました。明るい広葉樹の林床には、小型のテッポウユリのようなウバユリが横向きの花を開いています。海岸草原では、花びらの先が細かく裂けて千切れたエゾノ カワラナデシコのピンクの花が咲き乱れています。エゾニワトコは早く も実が赤く色ずいてきました。森の中ではホコリタケやドクベニタケのキノコも見えて来ました。ツリガネニンジン、ハンゴンソウ、ナガボノシロワレモコウの花も見つけました。これらの花が草原に目立つようになると根室は秋です。 
民宿 風蓮 
松尾武芳
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2009年8月3日(月)
<根室周辺>
イーグルさんへ(野鳥情報ネタ)こんにちわ。おひさしぶりです。
最近、根室は雨の日が多いです・・まとめてですが、野鳥観察の結果を報告します!
7月26日:11時頃  トーサムポロ沼 アオサギ7羽 最近やたら見るようになったアオサギ。 以前アマサギを見つけてから、個人的にサギを観察することが 好きになりました。 沼にくちばしを突っ込み、盛んに魚を採っていました。
7月26日:14:05開始 くもりアオジ、キジバト、ノビタキ、カワラヒワ を確認。緑が生い茂っていて蚊が多いです・・今の時期は「虫除けスプレー」は欠かせませんね。地面にはキノコも、ちらほら生えていました。
7月30日:12:45開始 晴れ アオサギ、オオジュリン(オス・メス) ハクセキレイ コヨシキリ を確認しました。 コヨシキリが僕の近くで鳴きながら虫を捕食していました。 黒い眉毛が特徴的ですね。
※花咲港のオッカイベツ沼でノゴマを至近距離で撮影できました! 喉の鮮やかな色に惹きつけられますね!
〒080-0027
根室市光和町2丁目10番地
根室市観光インフォメーションセンター内
根 室 市 観 光 協 会  
事務局員  熊谷 貴史
TEL 0153-24-3104
FAX 0153-24-7811



2009年8月3日月曜日

2009年8月2日(日)
<花咲港>
探鳥ヒーローです。
今日は、写真家の太田さんに会いに中標津に行ってきました。
中標津空港に太田さんの写真が20作品展示してありました。用意した写真集は昨日完売したそうです。全国的にも初版は売り切れ、第2版を印刷中だそうです。うれしいことです。
中標津の帰りに、花咲港に寄って見ました。
港にウトウが6羽いました。 天気が荒れた日には、港に行くべし。(格言)
ミツユビカモメ、ウミネコ
も港におりました。
東梅の草原には、オオジシギが佇んでいました。










2009年8月3日(月)
<友知周辺>
イーグルさん、先日はご苦労さまでした。
さて、今回メールしたのは、友知手前の草原(例年タンチョウツルが訪れるスポット)に、不思議な小さな細い鳥がいたので、写りはよくないですが、画像を送付致します。
最初はツルの雛かなぁと思いましたが、三羽とも灰色の小さな鳥でしたので、もしやと思い、メールしました。もし、たいしたこと無かったらすみません・・・

歯舞漁業協同組合

指導部 指導課
橋本 直人 
n-hashimoto@jf.habomai.jp
TEL:0153-28-2121(内線227)
Mobile:090-5228-1315
2009年7月29日(水)
「風蓮湖便り」 
春国岱の湖岸で、ニャアー、ニャアーと騒がしく鳴いてウミネコの群 れが一斉に舞い上がりました。その上空には200羽を超すアオサギの 群れが慌てふためいて右往左往しています。ミヤコドリの群れも固まっ て飛び去って行きました。下の方から幅広い翼をゆっくり羽ばたいてオジロワシが上がって来ました。どうやら狩りに失敗したようです。大抵 はこのように騒ぎを起こしてはすごすごと去って行くことが多いのですが、でも彼らは決して死んだ魚だけを食べている訳ではありません。急降下のたびに潜って難を逃れていたオナガガモを遂に足に掴んで水面か ら運ぶのを見ましたし、オジロワシのヒナに足環を着ける調査を手伝っ たときには、巣の中からカラスやカモ、オオセグロカモメの翼先が見つ かりました。また、10年ほど前にイギリスのBBC放送の自然番組の風蓮湖での撮影を少し手伝ったとき、彼らが写したフィルムを見て驚きました。オジロワシが巣に運んで来たものの中に、長い脚でキツネ色の羽毛の腿が1本ありました。タンチョウの幼鳥のものに違いあ りません。親に護られている約1カ月令の幼鳥まで獲れることになりま す。  
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松尾武芳
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2009年7月27日(月)
「風蓮湖便り」 
春国岱の中州にホウロクシギが7羽、アジサシが8羽やっ て来ました。浅い水の干潟で餌を獲るのに都合がよさそうですが、中州 のへりで長~い嘴を背中にいれたり、じっと動かず休んでいます。アジ サシは腹ばいのままです。長い渡りをして着いたばかりで疲れきってい るように見えます。ヒシクイが最初に渡って来たときも、牧草地へ採餌 に行かないで干潟で昼間じっと休んでいました。
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2009年7月18日(土)
「風蓮湖便り」 
咋日17日、風蓮湖の走古丹ではノハナショウブが満開でした。少し 視線を低くすると、草原の表面が赤紫色一色に染まるようでした。今年は当たり年のようです。3年前にも見事だったので、何年ごとかに 当たり年があるようです。ヒオウギアヤメは牛や馬が草を食べてアヤメ だけ食べないので、放牧がアヤメの広がるのを助けると言われていま す。同じような関係がノハナショウブとエゾシカの間にもあるのかもし れません。走古丹にシカが増えてノハナショウブの群落が広がったよう な気がします。砂丘には背の低いハマボウフウの花や、コウボウムギの 穂が一面広がっています。道路際にはアラゲハンゴンソウやマツヨイグ サの秋の花が目立つようになってきました。
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2009年7月17日(金)
「風蓮湖便り」 
今日は風蓮湖の回りをシギのカウントで回りました。秋の一回目です。 既にトウネン、メダイチドリ、キアシシギなど9種類のシギ・チドリ、 1051羽を数えました。アオアシシギは綺麗な繁殖羽で、肩羽に2本 の黒い帯と菱形の斑が散らばり、胸には黒い縦班が密にありましたが、 トウネンやメダイチドリは胸の栗色が淡くなり掛けています。珍しくセ イタカシギが1羽いました。ユリカモメやアジサシも既に来ていまし た。拾い物はハジロクロハラアジサシ3羽でした。うち1羽はまだ夏羽 でした。
Lodge Fuhren
Takeyoshi MATSUO
213-7,Tobai,Nemuro,Hokkaido,086-0074JAPAN
Tel & Fax: +81-153-25-3919
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2009年7月15日(水)
「風蓮湖便り」
7月にはいり干潟で採餌するアオサギの姿が増えてきました。風蓮湖で は6月には殆どいなくなって、7月からまた増え始め、9月末には最大 になり例年800羽にもなります。しかし、採餌にも、営巣にも適した 環境がありながら何故かまだ繁殖するものはありません。近くでは別海 町や標津町で繁殖地があるので、風蓮湖でもそのうちに繁殖を始めるか もしれません。
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