2017年1月8日(日)
<温根元ハイド、温根元漁港、納沙布岬、引臼沼> Byイーグル
明けましておめでとうございます。
今年も本ブログをご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
今日は新年初の巡回でした。快晴。北の風4m。気温マイナス8℃。
この時期としては「快適」と言えるコンディションでした。
今日一番多かった鳥。それはウミスズメ(Ancient Murrelet)でした。
今、根室半島の先端部(温根元沖~納沙布~歯舞)の海岸沿いには無数のウミスズメが押し寄せています。中には、海岸の殻20mくらいに近づいていたり、漁港内に入りこんでいたりしています。
そして、高倍率の望遠鏡でじっくり時間をかけて観察していると、ウミスズメの群れの前後にウミバト・ケイマフリ・エトロフウミスズメ・コウミスズメの姿もちらほろ。
ウミガラス2種もそこそこの数、陸上から観察可能。
ポイントは、風雪や強風を避けじっくり粘れる「温根元ハイ」ドと「納沙布岬ハイド」がBESTです。
望遠鏡は必携。
温根元ハイドには北方領土を背景に崖の上のエサ台が今年も健在。
ハギマシコの姿を背景にウミスズメ類・海ガモ類、運が良ければチシマウガラスも観察可能です。
1月27日から始まる「根室バードランドフェスティバル2017」へむけて、更に情報発信を続けてゆきます。
バードフェスに向けて、多数のお客様のご来根をお持ちしております!
【今日の観察種】
オオハム(2) Black-throated Diver (Arctic Loon)
シロエリオオハム(100+) Pacific Diver/Loom
オオワシ(8) Steller's Sea Eagle
オジロワシ(2) White-tailed Sea Eagle
ノスリ(1) Easetern Buzzard
トビ Black-eared Kite
アカエリカイツブリ Red-necked Grebe
ヒメウ Pelagic Cormorant
チシマウガラス(冬2) Red-faced Cormorant
マガモ Mallard
ヒドリガモ Eurasian Wigeon
オナガガモ Northern Pintail
スズガモ Greater Scaup
ホオジロガモ Common Goldeneye
シノリガモ Harlequin Duck
コオリガモ Long-tailed Duck
クロガモ Black Scoter
ウミアイサ Red-breasted Merganser
カワアイサ Goosander
オオセグロカモメ Slaty-backed Gull
シロカモメ Gloucous Gull
ワシカモメ Glaucous-winged Gull
カモメ Common Gull
ミツユビカモメ Black-legged Kittiwake
ハギマシコ Asian Rosy Finch
スズメ Eurasian Tree Sparrow
ウミスズメ(200+) Ancient Murrelet
コウミスズメ(3) Least Auklet
ケイマフリ(20+) Spectacled Guillemot
ウミバト(アリューシャン型=冬5) Pigeon Guillemot
ウミバト(チシマ型=冬2)
エトロフウミスズメ(1) Crested Auklet
ウミガラス(10+) Common Guillemot
ハシブトウミガラス(2) Brunnich's Guillemot
カワアイサ
Goosander
ホオジロガモ
Common Goldeneye
ホオジロガモ
Common Goldeneye
アカエリカイツブリ
Red-necked Grebe
ウミスズメ
Ancient Murrelet
シロエリオオハム
Pacific Diver/Loom
ウミスズメ
Ancient Murrelet
Harlequin Duck
シノリガモ ♀
貝殻島灯台
北方領土 歯舞群島
良く見ると、オオワシがとまっています。
国境紛争など素知らぬ顔。
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