【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2011年5月26日木曜日





2011年5月22日(日)

<羅臼・知床ネイチャークルーズ情報>

イーグル様

お疲れ様です、SNC大木です。
本日のニュースを転送致します。
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「海の王者の貫録」

本日は午前・午後と出航しました。

午前便、ミンククジラを見てから、ミズナギドリの群れ探し。
すると珍しい、ウトウの白色型!?
ウトウのつがいの横に、白いウトウがいました!!これは初めてですね。
ちょっとまだら模様だけど、確かに白い(笑)

それからまたミズナギの群れを探している最中
サシルイ沖で勢いよく泳ぐシャチ2頭発見…どんどん北へ向かいました。
ほかに個体はいないのかと探していると、後方からも速いスピードで
こちらに向かうシャチ3頭ほど確認。
シャチについていくと…とーーーくに別のシャチの群れを確認しました。

セセキ沖約10頭ほどのシャチの群れがいました^^
何やらおかしな動きをとる子たちだなぁとみんなで話していたのですが…
こちらに興味はなさそうですが、その場所からシャチたちは離れず
ぐるぐる回遊しております。
周りにはたっくさんの鳥たち、一体これは?
ずーっとぐるぐる回っているシャチたちを置いて、午後便もあるので一旦帰港。

そして、午後便はまっすぐ午前便に出遭ったシャチのもとへ。
するとシャチたちはまた同じ行動をとっていました。
勢いよく飛び跳ね、潜る、尾びれで海面をたたく、しぶきを豪快にあげる、そんな行動。
すると少しずつみんなが気づき始めました…
『何か食べてる?』『血が海面に広がった』『アザラシかイルカか?』
血が一面に広まった瞬間、2回デッキからよく見えました。
実は、彼らは狩りをしたクジラを食べていたのです。
その引き裂かれた肉を周りに集まった、カモメやフルマカモメたちが
つまんでいたようです、これでやけに鳥たちが午前から群がっていた理由もわかりました。

ツチクジラを2、3頭でひっぱったり、肉を加えたりそんな行動をしばし観察できました。
今まで見たことのない光景を見て、もうすごいとしか言いようがありません。
私たちが午前便で見つけた頃にはすでに食べていたのだろうと思います。
彼らの食事観察もほどほどにし、ほかの生き物探しへ!!

本日も午後便はハシボソミズナギドリの群れ&捕食がすごかったです^^

鳥好きのお客様も多くご乗船されていたので、とても喜ばれていたようでした!

それにしても、すごい瞬間にであえて野生の生き物たちの凄さをまじまじと感じさせられました。
恐るべし、羅臼の海…
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(有)知床ネイチャークルーズ
 www.e-shiretoko.com/ いい知床どっとコム
北海道目梨郡羅臼町本町27-1
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