【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2011年3月1日火曜日

2011年3月1日(火)  54,061
<花咲港のなぞの鳥について>
結論から言いますと、私は、「ビロードキンクロの♂の幼鳥」だと思います。
最初、「コケワタの可能性アリ」と聞いて、色めきたったのですが、やはり、頭の形や体系がコケワタというよりビロキン・アラキン系だと思い、コケワタの可能性は否定。(コケワタはどちらかというとマガモのような体形をしています。) また、翼の白線が1本しかないのもおかしいと思いました。
次にビロキンの♀を疑いましたが、頬の白斑も明瞭ではなく、嘴の前部は何となく赤っぽく見え、しっくりきません。写真を拡大すると、嘴の基部に小さな突起のようなものがあるような気がしました。ということは、ビロキンの♂の幼鳥!、と考えるのが妥当かと思われます。

**先ほど、念のため、現地まで行ってきました。花咲港にはビロキンがたくさん入っていました。
ところが、♂も♀も幼鳥ばかり。♀成鳥は1-2羽居ましたが、♂成鳥は全く見当たりませんでした。落石クルーズで♂成鳥を多く見かけるのと好対象でした。
問題の鳥も発見。スコープで見ると嘴は赤っぽいし、嘴の突起部も良く見えます。やはりという感じでした。(残念!!)
お母さんと子供たちだけで、沖合いの流氷を避け、花咲港に避難してきたのでしょうか?? (イーグル

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