【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2010年7月20日火曜日

2010年7月19日(祝)
<落石ネイチャークルーズ>
(AM便) 晴れ時々濃霧
ウトウ(多数)
ケイマフリ(20+)
ウミスズメ(1)
カンムリウミスズメ(夏羽成鳥1) *島裏で30mの距離でじっくり観察。鳴声も何度も聞こえた。
エトピリカ(8=F3+F4+1) *8羽とも非常に遠かった。
アカエリヒレアシシギ(20+)
ハイイロヒレアシシギ(5+)
ウミウ
ヒメウ
オオセグロカモメ
ウミネコ
フルマカモメ(10+)
ハシボソミズナギドリ *20羽くらいの群れに何度も出会った。
ハイイロミズナギドリ(数羽)
シロエリオオハム(夏1)
アビ(夏1)
アオサギ(2) *落石港内いかだの上。
ハシブトガラス

(PM便) 晴れのち小雨 視界良好。
ウトウ
ケイマフリ
エトピリカ(2+2) *島裏で遭遇。ぷかぷかのんびりと浮いていた。当方ものんびり観察。
ウミウ
ヒメウ
オオセグロカモメ
ウミネコ
フルマカモメ(10+)
ハシボソミズナギドリ *50羽くらいの群れに何度も何度も出会った。
*見落とし種数ありと思われる。
イシイルカ(15+) *15頭程度の群れがすごい速さで海面を跳ねながら移動中。勇壮で迫力満点。

*本クルーズ初めての「双眼鏡なし・カメラなし」のお客様だけの航海となった。無欲の勝利というか最近ではもっとも視界が良く、鳥の出方も良かった。船内も落石近海の素晴らしい景観をゆったりと楽しむ雰囲気に溢れ、お客様と乗組員・ガイドの会話も弾んだ。イシイルカの群れにはお客様から歓声が上がり、その勇壮な姿に乗り組み員・ガイドもしばし時の流れを忘れた。また、ミズナギドリの群れに何度も出会い、優雅な飛翔に見とれた。光学機器に頼りっぱなしの最近のバードウォッチングであるが、光学機器の使用を封じると、こんなにも、視野が広がり、自由でゆったりとした鳥見が出来るとは。。。今日は、現れる海鳥1羽1羽にこだわるのではなく、「海鳥の飛ぶ風景」を風景として味わうことが出来た。「光学機器の光る目が無い船」には、海鳥たちも安心して近づいてくるようだった。見たいという「オーラを発しない航海」だったのだろう。結果として、とても多くの海鳥が現れてくれた。こういう海鳥の楽しみ方もあるのだという事も、機会があれば、多くの方々に伝えてゆきたい。カメラ・双眼鏡禁止のクルーズなんかも今後は企画したいものである。
兎に角、今日は、とても新鮮な経験をしました。お客様に感謝!

0 件のコメント:

コメントを投稿