2009年7月11日(土)
「風蓮湖便り」
飛んでいるトビやカラスの翼にギャップが目立つようになってきまし た。初列風切と次列風切の境に何枚か羽根が抜けたような隙き間が空い ていることです。鳥達は年に一度の羽根の取り替え、翼の換羽時期に 入って来たようです。初列風切の内側から外へ向かって次々に4~5枚 目まで抜けたところで最初の1枚目の新しい羽根が急いで伸びて来る。 それで、いつも抜けているのは2~3枚だけの隙き間で、その隙き間が 次第に外へ移って行き完了する、飛べない状態は起こらないというわけ です。ベニマシコは体の色が赤を通り越して赤黒くなってきました。ゴジュウカラやセンダイムシクイも背中の色が黒ずんできました。体の羽 根も換羽する直前にあり、羽根の縁が擦れきれて下の色が出て来ている のです。これから8月末ころまでに翼の羽根を新しくして、体の羽根も ほぼ換羽を完了してから南へ渡って行くのです。
民宿 風蓮
松尾武芳
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