【2019年夏時点での自己紹介】 2010年に31年勤務しましたANAを早期退職。25年間野鳥観察に通い詰めた根室市に移住しました。2010年7月には「根室市観光協会のバードウォッチング観光自己紹介

2016年1月28日木曜日

ねむろバードランドフェスティバル直前情報 503,772

2016年1月28日(木)
<直前情報>
明日の夕刻、「ねむろバードランドフェスティバル2016」が開幕です。
いよいよ始まります。

着前野鳥情報
<1月26日>市民の森:ギンザンマシコ・オオマシコ
<1月27日>温根元ハイド:チシマシギ(25羽!)

2016年1月27日水曜日

落石ネイチャークルーズ(AM便)  503,446

2016年1月27日(水)
<落石ネイチャークルーズAM便>   Byイーグル
快晴。気温はプラス1℃とかなり高め。ただ、西北の風が強く復路はかなり冷え込みました。
天気が良すぎるのか、海鳥の数は昨日に比べて激減。それでも、ケイマフリ・ウミバトなどの「常連」さんはよく現れてくれました。
特にウミバトは「チシマ型」「非チシマ型」ともに容易にかつ間近で観察することが出来ました。


【確認種】
ハジロカイツブリ
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ
オオワシ
カモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミバト(冬羽5)  *うちチシマ型2
ケイマフリ(30+) 
ウミスズメ(1)

クロガモ
Black Scoter


ヨシガモ
Falcated Duck

落石漁港内の名物です。

ケイマフリ
Spectacled Guillemot



Spectacled Guillemot
ケイマフリ

かなり足が赤くなってきている。


ウミバト
Pigeon Guillemot

非チシマ型2
Pigeon Guillemot
ウミバト

非チシマ型
ウミバト
Pigeon Guillemot

チシマ型


ウミスズメ
Ancient Murrelet

かわいい。


 

2016年1月26日火曜日

落石ネイチャークルーズ(AM便) 503,016

2016年1月26日(火)
<落石ネイチャークルーズ>   Byイーグル
今日は欧米人の野鳥観察専門旅行のご一行様8名と日本人のお客様1名の混合クルーズでした。
天気は上々。風もほとんどなく、昨日とは打って変わり、快適なクルーズとなりました。
ただ、気温は低めのマイナス7℃。海上での体感温度はマイナス10℃を軽く下回っていたと思われます。

海鳥の方は、ケイマフリ・ウミスズメ・ウミバトなどお客様からリクエストがあった種は、ほぼお見せすることが出来ました。
今日は、ケイマフリ・シノリガモの数が非常に多く、その中に混じっているウミバトも良く観察出来ました。特に、真っ白な美しいウミバト(非チシマ型)を間近でじっくり観察できた事はラッキーでした。

太陽の光を受け視界も抜群。ウミバト以外の海鳥も、みんなひかり輝いて見えました。
おかげ様で、お客様の笑顔もたくさん観察することが出来ました。

日英2か国語での忙しいガイドとなりましたが、ツアーリーダーの米国人女性が少し日本語を解するという事もあり、何とかスムーズにお客様全員と意思の疎通を図ることが出来ました。
ツアーリーダーさんも今日のガイディングに大変満足のご様子で、また夏季にもエトピリカ・ツアーを企画していただけるとのことでした。

また、1名でご参加の日本人のお客様。本日のクルーズは大半の説明が英語になってしまい、十分なご配慮が出来ていなかったかもしれません。その点はお許しください。
また、明日のクルーズでお待ち申し上げております。
(明日は日本人のお客様だけでのクルーズの予定です。)

【観察種】
アカエリカイツブリ
ヒメウ
オオハクチョウ(4)  *落石漁港内
コクガン(1) *クルーズでは珍しい!
スズガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オジロワシ(1)
オオワシ(2)
ハヤブサ(1)
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(3)
ウミバト(4) *チシマ型2  非チシマ型(冬2)
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(2)
コウミスズメ(1)

Spectacled Guillemot
ケイマフリ

コクガン
Brent Goose

本クルーズで浮遊している個体に出会ったのは初めて。
シノリガモ
Harlequin Duck

海上での様子。


ウミバト
Pigeon Guillemot

非チシマ型

美しい非繁殖羽
ウミスズメ
ウミスズメ
Ancient Murrelet

ハヤブサ
Peregrine Falcon

ユルリ島で獲物を狙っていました。


欧州からのお客様。

欧米豪州人などの増加が目立ちます。


今日は5頭の馬がかなり近い所に出てきていました。1頭は白馬です。
(ユルリ島)






2016年1月25日月曜日

落石ネイチャークルーズPM便 502,886

2016年1月25日(月)  Byイーグル
<落石ネイチャークルーズPM便>
強い北風。往路は比較的快調なクルーズでしたが、復路は天候が急変。更に風が強まり、雪まで降り始めました。モユルリ島で折り返し運航にはいった後、このまま通常のルートで運航を続けると、落石漁港まで強い向かい風や横風にさらされる事態となりました。
無理は禁物。素早い船長さんの判断で、落石漁港への帰港をあきらめ、昆布盛漁港に入ることとなりました。
6年間クルーズを走らせていて2-3回しかないハプニング。安全運航最優先ですので、やむを得ない措置として、乗船のお客様にご説明。皆様の了解をいただきました。
すかさず、昆布盛漁港から落石漁港へのお客様の搬送を要請。
落石漁協の総務部の方々が、3台の車で昆布盛漁港までお客様のピックアップに駆けつけて下いました。会議を切り上げ、最優先で駆けつけていただいた由。この間わずか10分。お客様を昆布盛漁港でお待たせすることは一切ありませんでした。
船長さん・ガイド・漁協・エトピリ館の4者間の、素早い連携がこのようなリカバリーを可能としました。この小回りの良さとチームワークが落石ネイチャークルーズ事業の真骨頂と言えます。

図らずも、クルーズ事業の危機対応力を試すような結果となりましたが、少なくとも、お客様に多大なご迷惑をおかけする事態は回避できました。

とはいえ、今回の運航を真摯に反省・分析するとともに、今後も、天候予測の精度を高め、安全運航に努めてゆきたいと考えます。

本日のお客様には、クルーズ後半を短縮せざるを得ない事態となりました事、また、一時的とはいえご心配をおかけいたしました事を、この場をお借りし深くお詫び申し上げたいと存じます。

【確認種】
アカエリカイツブリ
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(3)
ウミバト(4) *チシマ型3+非チシマ型(冬羽1)
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(3)

ウミガラス
Common Guillemot

ウミガラス
Common Guillemot

最近よく出会います。
七つ岩。
ユルリ島付近。


ウミスズメ
Ancient Murrelet

別海町観光協会の研修会の皆様。
今日はお疲れさまでした!

ケイマフリ
Spectacled Guillemot

かなり黒くなっている個体が目立ってきました。




2016年1月24日日曜日

温根元ハイドへのアプローチ(注意事項) 1月24日現在の状況。

2016年1月24日(日)
<温根元ハイド 注意事項>
温根元ハイドの除雪に行って来ました。
写真の様に、現在、温根元ハイドへは2つのアプローチがあります。

1.1つは、小型車のみが進入できるアプローチで、専用の駐車場に駐車してハイドまで歩く方法です。この際の注意事項は、
①次に来る人の為に、駐車場の端から詰めて駐車願います。(*)
②駐車場のすぐそばのブッシュに「バードフィーダー」が設置されています。意外に小鳥類(ミヤマホオジロの実績あり)が居る場所ですので、何か来ていないか注意して見てみて下さい。

2.2つ目のアプローチは、大型車の場合です。専用駐車場には大型車は進入できない為、上の道路際で降車して、ハイドまで真っ直ぐに伸びるアプローチへ続く「階段}をご利用ください。
その際の注意事項は、
①階段のすぐ手前に「側溝」があります。この側溝は見えにくいので、落ちないように十分ご注意願います。
②上の道路の交通量は少ないですが、降車・乗車の際、周囲の交通等には十分ご注意ください。
③大型車を階段の上の道路際に駐車することはご遠慮ください。

(*)今週末は、ねむろバードランドフェスティバル2016」が開催されます。チシマシギなどを狙った個人バードウォッツチャーの皆様も多数来訪されます。また、フェスティバルの目玉ツアー「おまかせガイドツアー」の車両・参加者も本ハイドを訪れます。

「一人一人がマナーを守って、安全で楽しいバードウォッチングの実現」にご協力願います。

1月24日現在、納沙布岬への周回道路の除雪は完璧です。
気温がこの時期としては高めで、アイスバーンもほとんどありません。

ただ、天候の変化は急激ですので、道路状況の変化には十分ご注意ください。

安全運転で楽しい野鳥観察を!
温根元ハイドの専用駐車場わきにバードフィーダーが設置されました。
小鳥類が来ていないか、注意して見てくださいね。
バードフィーダー設置場所は、駐車場のすぐ先の右側です。
 温根元ハイド専用駐車場。
積雪の問題はありません。
すぐそばに民家がありますので、そちらからの車や人の往来には、十分ご注意・ご配慮願います。
駐車場からハイドへ向かうアプローチの様子。
階段は何度も掘り起こしてあります。滑らないように!
上の道路からのアプローチ階段。
今日、除雪しました。

上の道路から見た階段の様子。滑らないように!
上の道路から階段を利用する場合、階段の手前に「側溝」があることにご注意願います。
「側溝」はとても見えにくいので、十分ご注意を!
上の道路から見た、温根元ハイドへのアプローチ全景です。

根室半島(東部)巡回  502,321

2016年1月24日(日)  Byイーグル
快晴。風なし。気温マイナス2℃。空気は冷たいが、道路はアスファルトがむき出しで、走行は容易。
今日はオオワシが道路際のいたる所におりました。
特に、半島周回道路のオホーツク海側に多い。
牧の内地区から北方原生花園の間だけでも、20-30羽のオオワシを見かけました。
ノスリも少々。ただ、ケアシノスリは見つかりません。
また、海の方はとにかくケイマフリ・デー。納沙布岬ハイドから望遠鏡で観察すると、どの角度で見てもケイマフリが沢山視界に入ってきます。2日くらい前から、本当によくケイマフリを見かけるようになっています。そして、ケイマフリの群れの中には、ほぼ必ず、ウミバトが混じっています。

<牧の内~北方原生花園>
オオワシ(25+)
オジロワシ(5)
ノスリ(1)

<温根元ハイド>
ヒメウ
ホオジロガモ
ウミアイサ
クロガモ
シノリガモ
オオワシ(1)

<納沙布岬ハイド>
アカエリカイツブリ
ヒメウ
チシマウミウガラス(冬2)
オオセグロカモメ
シロカモメ
コオリガモ
クロガモ
シノリガモ
ウミアイサ
ホオジロガモ
オオワシ(1) *貝殻島灯台の上にとまっていた(定位置)
ケイマフリ(100+) *見渡す限りケイマフリの姿がスコープに入りました。
ウミバト(2)  *チシマ型でした。
**ゼニガタアザラシ(1)

<引臼沼>
オオワシ(1)
**全面結氷中

<トーサムポロ湖>
**半分結氷中。
オオハクチョウ・オナガガモ・マガモ・ヒドリガモノ姿が見られました。

 オオワシ
Steller's Sea Eagle



オオワシ
背景は北方領土の一つ「勇留島(ゆりとう)」


オオワシと漁船。
ノスリ
Easetern Buzzard


納沙布岬ハイドより
今日の貝殻島灯台。





ねむろバードランドフェスティバル開幕まで、あと5日!

2016年1月24日(日)   BÝイーグル
ねむろバードランドフェスティバル(NBLF2016)開幕まであと5日となりました。

今年のNBLFは、根室市観光協会の自然野鳥観光推進員と若手スタッフがすべての企画を考え、各方面からの協力の下、多彩なプログラムをご用意しております。

本州からのお客様だけでなく、地元や近隣地域にお住いの皆様も、今週の週末(1月29日夜・30日終日・31日午前中に開催)は、ぜひ「野鳥の楽園・根室市」にお越しください。

フェスティバルの詳細は、
http://www.nemuro-kankou.com/pdf/2016bird_chirashi.pdf

根室市に関する観光情報は、
http://www.nemuro-kankou.com/

をご覧ください。

皆様のご来場を、心よりお待ちしております!!!!

2016年1月23日土曜日

落石ネイチャークルーズAM便 502,173

2016年1月23日(土)
<落石ネイチャークルーズAM便> Byイーグル
東北の風7-8m。天気は上々でしたが、うねりがとても大きく。往路は常時どこかにつかまっていなければならず、双眼鏡を片手で操作しなければならない状況でした。復路は比較的快適なクルーズを楽しむことができました。

海鳥は少な目でしたが、今日はケイマフリが大当たりでした。
モユルリ島の東方に50羽以上の群れが固まって浮遊。ユルリ島周辺にも、至る所でケイマフリの姿を見かけました。冬羽の個体が多いですが、中間羽になっているものも多数おり、中にはほぼ完全に全身真っ黒の夏羽に換羽しているものも見受けられました。ケイマフリは換羽のスピードに個体差が大きいと思われます。
ケイマフリの中には、ウミバトの姿も良く見られました。

ユルリ島の近海では、カラスとハヤブサが我々のすぐ眼前で空中戦を繰り広げてくれました。距離が近く凄い迫力でした。太陽の光を受けたハヤブサの姿は、ほぼ全身真っ白に見えました。
もしや!と思いましたが、やはり、大きさ顔つきから、普通のハヤブサと致しました。

【観察種】
シロエリオオハム(2)
ハジロカイツブリ(5)
ヒメウ
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(3)
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オオワシ(2)
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(3)
ウミバト(5)  *内、チシマ型は4羽。
ケイマフリ(150+)
ハヤブサ(1)

落石漁港内
コオリガモの観察にも船は有効です。船は動くハイドト言えます。
Long-tailed Duck


ウミアイサ
見事なたてがみ。
Red-breasted Merganser

落石漁港内では冬季常時ヨシガモの姿を見かけます。
Falcated Duck

今日はウミガラスが良く出てくれました。
 Common Guillemot

ウミガラス
(オロロン鳥)
Common Guillemot

チシマ型ウミバト
船をかすめる様に飛ぶ。
大雨覆にかすかな白線が見られます。
Pigeon Guillemot
Ceppus columba snowi

ケイマフリの群れが見られました。
よく見ると、ウミバトが混じっていました。
Spectacled Guillemot
Pigeon Guillemot

クルーズ後半は青空も出てきました。
すっかり雪化粧のユルリ島。
ウミバトが飛ぶ美しい無人島です。

浜松海岸。
ビロードキンクロの名所です。
White-winged Scoter

浜松漁港沖。
ビロードキンクロのSure Pointです。
White-winged Scoter