2014年2月28日金曜日

落石ネイチャークルーズ 祝3000名達成!302,333

2014年2月28日(金)
<落石ネイチャークルーズPM便>  By イーグル
 今日の落石ネイチャークルーズは21名と大盛況。13名が外国人でした。国籍は、英国・ドイツ・フランス・スイス・アメリカ・オーストラリアと多彩。日本人の方も8名。2隻出して対応いたしました。
 そして、3年9か月でついに落石ネイチャークルーズは乗船者3,000名を達成致しました。
わずか11名しか乗れない「現役の漁船」を使用している事を考えると、かなりのスピード達成と言えるかもしれません。これもご乗船いただいた皆様のご支援ご協力の賜物だと存じます。
この場をお借りし、心より感謝申し上げます。
 記念すべき日という事でもあり、乗船前に21名の皆様全員に記念品の贈呈を行いました。落石漁協の浄土専務の感謝の辞に引き続き、特製マグカップとハンドタオルが全員にプレゼントされました。
思いがけない幸運にお客様は大変うれしそうでした。
 海鳥の方は、今日はウミバト・コウミスズメデーと言う感じでした。2mの波でしたが意外にうねりがあり足元がおぼつかない中での2か国語のガイド。今日はかなり大変な1日でした。
≪確認種≫
オジロワシ
オオワシ
ミミカイツブリ(1)
アカエリカイツブリ(3)
ヒメウ
シノリガモ
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(3)
ホオジロガモ
コオリガモ
ウミアイサ
セグロカモメ(2)
オオセグロカモメ
シロカモメ
ウミネコ(1)
ウミガラス(1)
ケイマフリ
ウミバト(5) *チシマ型4、カムチャッカ型1
ウミスズメ(2)
コウミスズメ(100+)





2014年2月27日木曜日

根室の地元情報=地元コンビニ「タイエー」さんのイートインは大好評!

2014年2月27日(木)
<タイエーのイートイン> By イーグル
 本日、16日間(8日間X2本)に渡るスコットランド人バードウォッチャー一行のガイドが無事終了いたしました。先ほど中標津空港までお送りし、根室に帰って来ました。ほっとしています。
 外国人バードウォッチャーは富裕層の方がほとんどですが、野鳥観察にかける情熱は尋常ではなく、昼食にかける時間すら惜しんで野鳥観察に集中されます。レストランでゆっくり昼食をとるよりコンビニでサンドイッチを買い込み移動中に車の中で食事を済ませるというような毎日が続きます。ただ、やはり長丁場のツアーになりますと、たまにはゆっくり椅子に腰かけたいと言うのが本音の様です。
 そこで昨日は、根室市の国道44号線沿いにある地元コンビニの「タイエー」さんにお邪魔し、昼食を買い込んだ後、昨年始まった「イートイン」のテーブルで食べてもらいました。
これが大うけ!! 素晴らしいアイデアだと絶賛でした。久しぶりに比較的ゆっくりした昼食に皆さんほっとした様子でした。タイエーさんの品ぞろえも、お店で作るお惣菜やコロッケなどの揚げ物、フライドチキンなども、他のお店より評価が高い様でした。
 タイエーさん、バードウォッチャーの良きサポーターとして、これからも頑張ってください!!
また、根室に来られるガイドの皆様、一度タイエーのイートインを使って見てくださいね。




落石ネイチャークルーズ301,870

2014年2月26日(水)
<落石ネイチャークルーズPM便> By イーグル
オジロワシ(4)
オオワシ(3)
トビ
ミミカイツブリ
アカエリカイツブリ
ヒメウ
チシマウガラス(夏1) *飛行中
シノリガモ
クロガモ
コオリガモ
スズガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
ビロードキンクロ(4) *飛行中
オオセグロカモメ
シロカモメ
ウミガラス
ケイマフリ
ウミバト(4)
ウミスズメ(2)
コウスズメ(50+)
ハギマシコ(3)  *モユルリ島方面から飛来。
ケイマフリは換羽のスピードに個体差が大きい。


これも今日の写真です。


こちらはチシマウミバト。

チシマウミバトの翼下面には白い線が見られません。

今日はラッコが3頭いました。英国人も大喜びでした。

とぼけた表情でこちらの様子をうかがうラッコ君。

他にも2頭。合計で3頭いました。

2014年2月23日日曜日

屈斜路湖300,626

2014年2月23日(日)
<屈斜路湖> By イーグル
今日はスコットランド人一行をガイドし、屈斜路湖→羅臼の行程でした。
屈斜路湖では定番のオオハクチョウ観察・撮影に2時間もかけました。本格的カメラマンの方々は本当に多くの枚数を撮られますね。私も何枚か真似して撮影しましたが、すぐに飽きて、湖畔の宿「ガストホフぱぴりお」のオーナー磯貝さんを訪ね、部屋等のインスペクションをさせていただきました。森の中の1軒宿で周囲の環境は抜群です。エサ台にはミヤマカケスやカラ類がたくさん来ていました。各部屋にトイレとシャワーがついているのが、外国人には魅力です。来年度からガイドの時に利用させていただくべくツアーのリーダーと相談いたしました。スコットランドのシェットランド諸島から来ているリーダーもぱぴりおさんを痛く気に入った様子でした。
屈斜路湖の後、ラウスに早めに着き、欧米人垂涎のシノリガモをたっぷりお見せいたしました。天気も良く光も良いとかで皆さん満足のゆく撮影が出来たようでした。
羅臼川河口には、まだヒメハジロ[♂1]の姿を確認することが出来ました。先週の暴風雪にも耐えたのですね。よかった!アメリカの鳥なので、我が一行もボーナス(ヒメハジロ)の出現に非常に喜んでおられました。










2014年2月22日土曜日

久々の青空300,363

2014年2月22日(土)
<阿寒国際ツルセンター> By イーグル
現在スコットランドからのお客様(第2陣)をガイド中です。先日の悪天候(暴風雪)をうまく避ける形で、第二陣のお客様は釧路空港に到着されましたが、我々が記録的な降雪に悩まされている間、この方々は長野県の通称「スノーモンキー」撮影に行かれていたそうです。今回の広域にわたる悪天候から逃れることは出来ず、彼らも現地の野猿公苑にたどり着けない程の降雪に悩まされていたそうです。
そんな中での今日の抜けるよう青空。久々に空の青さが目に染みました。
今日は青空に絞って観察・撮影してみました。
≪確認種≫
キクイタダキ(1) *駐車場脇の松の木
シマエナガ(1)  *同上
スズメ
タンチョウ
オオハクチョウ
オオワシ
オジロワシ
トビ
ハシブトガラ
シジュウカラ
*キタキツネ
(注)オオハクチョウ・オジロワシ・オオワシ・トビなどは本来の生息域を離れ、当センターで毎日14時から行われる給餌ショーでタンチョウに与えられる生きた魚を目当てに集まって来るものです。
尚、本日の来場者の数は軽く200名を超えているように思われました。特筆すべき事は、そのうちの3分の2は外国人と思われることです。台湾・韓国・中国・日本人などのアジア系の方々と英国・米国・オーストラリアなどの方々の比率はほぼ半々という感じでした。魚の給餌については様々な意見がありますが、鶴居村の2か所の給餌場と共に、当センターが閑散期の冬場の道東観光を力強く牽引している事だけは確かな様です。
*写真はすべてCanon PowerShot SX50HSで撮影。








2014年2月16日日曜日

イスカ・ヒメハジロ

2014年2月16日(日)
<情報>  By イーグル
鶴居伊藤タンチョウサンクチュアリ付近のイスカと羅臼川河口付近のヒメハジロ[オス1]は、15日現在まだ確認されています。


2014年2月15日土曜日

真冬のシャチ297,735

2014年2月15日(土)
<ラウス 真冬のシャチ>  By イーグル
東京からのお客様と共に、ラウスのワシ・クルーズに乗ってきました。ワシはいつも通り沢山いましたが、何とこの時期にオスのシャチに出会いました。思いがけないボーナスに、船内は興奮の坩堝と化しました。昨夜もシマフクロウを無事GET。午後から訪れた根室の納沙布岬ハイドでは、アザラシ(3)とラッコ(1)にも出会いました。今日は本当についていました。


2014年2月14日金曜日

観察ルールの提案297,183

2014年2月14日(金)
<エゾフクロウの観察ルールの提案> By イーグル
 エゾフクロウは北海道に生息するフクロウの亜種です。その可愛いしぐさや生息環境を含めた希少性・神秘的な雰囲気などが人気で、近年北海道を訪れるバードウォッチャーや撮影者の間での人気はうなぎのぼりです。特に欧米人バーダーをご案内していると、シマフクロウよりエゾフクロウの方が人気があるなと思う瞬間すらあります。
 ただ、人気が上がると、どうしてもマナーの悪い方が増え、近づきすぎや長時間滞在などによる「観察圧力」の問題が大きくなってきています。冬季昼間に夜間の活動に備え、大木の洞などでゆっくり休養を取っている姿を観察・撮影されるわけですから、彼らにとって迷惑な話であることは明らかです。それでも、一目見たい、可愛い姿を写真におさめたいという気持ちも理解できます。しかし、過度の圧力により、肝心のフクロウが洞でゆっくり休めなくなってしまったら見る事そのものが不可能になってしまいます。やはり、そっとしておいてほしいというフクロウの立場と「一目見てみたい」という我々人間の本音(保護関係者を含めて)のバランス・折り合いをどうつけるのか? この問題に真剣に取り組む時期が来ていると思います。
 「だったら、見せなきゃいいんだ」という声も聞こえてきそうですが、そのような意見の方々は、好奇心旺盛な人間という動物の研究が不足しており、また、昨今の情報化社会の実態に目をそむけています。スマホ・GPSをはじめとする近年の情報機器の普及は、一瞬にして興味深い情報が千里を走るという社会を作り出してしまいました。その流れを止めることはもはや不可能です。なのに「隠せばいい」という立場をとっても、「隠しきれていない」と言うのが実態です。そして、「隠した」という安心感・免責感覚から「結果に対して無責任になっている」事が多いように感じます。結局一部の不届き者の行動に対し、なんら有効な対策がとれず、陰で悪態をつくのが関の山。どんなに哲学が立派でも、フクロウの迷惑を低減できなければ、何もしていないのと同じです。
 私はそもそも何でも「隠せばいい」という考え方には反対の立場です。やはり、自然観察「後進国」の日本においては、「条件付きで見せる」ことにより、より多くの国民に日本の自然の素晴らしさを認知してもらい、広い視野に立ったより大きな自然保護のうねりを「自然観光」「野鳥観光」という手段を通して実現してゆくべきだと考えています。
 そのためには、観察の「具体的なルール」とそのルールを守らせる「強い監視体制」と「法律的な裏付け」が必要です。この点、一朝一夕には進みませんが、早く方向性を行政レベルでも確認し、具体的な取り組みを開始すべきだと思います。
今般、微力ながら、イーグルは春国岱原生野鳥公園を管理運営されている日本野鳥の会レンジャーの方々と相談協議し、ネイチャーセンター周辺に生息するエゾフクロウをいかに守るかについて、試験的な取り組みを実施してみました。非公式なご協力と理解しておりますが、ネイチャーセンターのレンジャーの方々のご協力とご助言に、心から感謝いたします。
 
 誠に不十分ながら、応急措置として以下の取り組みを実施しました。
1.隠すのではなく、センターを訪れる方のご質問にはお答えし、正確な場所と守るべき注意事項を説明する。同時なルールの順守をお願いする。
2.ロープにより「立ち入り禁止区域」を明確化する。
3.ロープに新たに設定した迂回路を明示するサインを付ける。
4.枯れ枝等で簡易「ハイド=ブラインド」を制作し、ロープの張り方の工夫により、観察者をそちらに誘導する。
5.簡易ハイドには、「ここから隠れて観察・撮影してほしい」旨明示したサイン(日英)を付ける。
6.連続して観察・撮影してよい時間は「5分」とし、それ以上の現場での滞在は禁止する。
7.出来るだけ頻繁にパトロールを行い、挙動不審者を発見した場合は、挨拶・質問を内容とする「声掛け」を行い、相手の様子をよく観察するとともに、ルールの説明を行う。決して、頭ごなしに注意したり、いきなり犯人扱いをしてはならない。
8.ルールを破る方の99%は「出来心」である。次回から「ちゃんとしてもらう」事に重点を置く。
9.いつも誰かに見られているという緊張感を観察者に持っていただく為に有効と思われる「具体策」があれば、今後も積極的に採用してゆく。
10.管理者が一番注意して行動する。決して「特別職意識」や「特権意識」を持ってはならない。身をきれいに保ってこそ、相手に真意を伝えることが出来る。
 などなど、まだまだ具体的な「対策」「方策」とは言えませんが、兎に角、第一歩を踏み出しました。

 以下の写真は、私が今週ご案内しているスコットランドからのお客様を現場にお連れした時の様子です。彼らに対しては、事前にリーダー役にルールの概要を説明し、特に「5分ルール」に対する理解を促しました。ルールに同意できない場合は「見せることは出来ない」と英語で説明。彼らは心よくルールを守る旨約束してくれました。面白いことに、5分という制約を付けたことにより、彼らの行動に変化が生まれました。他の場所では、時折現場に着いてから、だらだらと観察・撮影の準備を始める方もおられたのですが、今回は「5分しかない!」という緊張感からか、現場に着く前に、撮影器具のセット・アップはもちろん、フォーカスやアングル・構図のテストを始めたのでした。結果、現場に着くとすぐに観察・撮影が始まり、5分という短い(?)時間内に、一応、満足のゆくエゾフクロウ体験を終えられたようでした。そして、何よりもうれしかったのは、私が5分経過を知らせる前に、リーダー役の方が、「もう5分経過しました。みなさん撤収してください!」とリーダー・シップを発揮してくれたことでした。タダの一人も、文句を言うことなく速やかに撤収出来ました。
 もちろん、心の中では「名残惜しい」という方もいらっしゃったと思います。私は、その「名残惜しい」「もっと見ていたい」という気持ちを持ちながら現場を立ち去るのがCOOLなのではないかと思います。
 私は、自然・野鳥観光の要諦は、お客様に「我慢する大切さ」を体験・習得していただく事に尽きると思います。その「大自然に対する謙虚さの習得」こそが、高いお金を払って旅行することから得られる本当に貴重な「成果」であり、これからの日本人が最も大切にしてゆかなければならない「生きる姿勢」なのではないでしょうか。


5分しかない! 入念なチェックとテストに余念がない。

順路を臨時で変更。「立ち入り禁止区域」と「指定観察場所」を同時に明確化。

観察指定場所はロープより更に後ろに設定。

簡易ハイドに隠れ、特に下半身の露出を抑える。スコットランドからの一行。

スペルの間違いはご愛嬌という事にしてください。外国人はとてもいい、と言ってくれました。

カメラの腕はプロ級の方ばかり。

意地ぎたなくロープぎりぎりに陣取るのはCOOLじゃない!


大きな体で押しくらんじゅう。簡易ハイドを広げると人が増えるので、我慢してください。


5分ちょうどで、潔く撤収! 本音は撮り足らない人もいたので、翌日もまた連れて行って上げました。